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テーマ:今日の出来事(289271)
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午前中は、小学校の参観日だったのだが、午後からは抜け出して『奈良県金融広報委員会』が主催する【細野真宏】の講演会に出席した。 【細野真宏】と言えば、知る人ぞ知るあの有名なベストセラー 【細野真宏の世界一わかりやすい株の本】 や、 【 細野真宏の経済のニュースがよくわかる本(日本経済編)】 を、書いた人です。 最初、子供の授業参観があり一旦はあきらめていたのだが、よくよく話を聞けば時間が取れることが判明、いそいそと出かけてみたしだいである。 それにしても、我社の連中は経済と言う単語を聞くだけで、思考を停止してしまう・・・。 最初、「行けなくなったのでチケットがもったいないから誰かいく?」と声を掛けても、興味ないからと断られた・・・。 そんなんじぁ、これからの時代大変だよとは思うのだが・・・。ま、仕方ない。 さて、その講演の内容だが、思った以上にとてもよかった。 経済の話を、10のテーマに分けてわかりやすくお話いただいた。 例えば、現在の日本の借金が現在800兆円あると言う事。これをイメージするには、一分間あなたが800兆円借りて支払う利子はいくらか? と聞かれた。 答えはなんと、3000万円もつくらしい。 税金だけでは補えないから国債を発行して、借金してると言う事だ。 このままいくと、遠い将来には破綻もありうるから、小泉君が【プライマリーバランス】を黒字にすると約束したそうな。 それが、2011年までだそうで、それには国の支出と収入を変えなくちゃいけない。 支出は、公共事業など国の仕事を減らす事。 収入は、税金を上げる事。 また、日本の構造的な問題である、少子高齢化についても触れられ年金の税金の割合が、 2009年には1/3から1/2に増え、2.5兆円必要になること。 だから、近い将来に大増税時代が来ることが、予想できると言う事。 また、株式投資などについても話され、それらいろんな事についての勉強こそが最大の節約方法とも言われてました。 知らないで、生きていける時代はもう終わろうとしてるんですね! ってか、終わってるんです。 そんな事を改めて考えることの出来た、講演内容でした。 何でもかんでも、企業や、国にまかせっきりにしてきた国民。 その大きな代償が、格差社会として降りかかろうとしている。 政治に興味ない、経済に興味ない、税金は自動的に払う事になってるから、教育は学校に任せとけば間違いない、保険は保険屋の言いなり(笑)、一体なにに頭を使ってるんだか? 詰め込まれた教育で得た知識を、指示された事でしか使えない日本人。 ある意味我々こそ、皮肉な意味でのコンピューター社会のデジタル人間なのかもね。 昔の人間が持っていた、不思議な事に対する興味や、疑問を持たないと、人間でなくなるんじゃないでしょうか? だから、最近の教育では、調べて、発表すると言う授業が増えてきてるんじゃないでしょうか? でも、その授業ですら指示されてすることですからねぇ・・・。 インターネットが使えるようになっても、疑問が生まれなければ使うことが出来ない。 せいぜい、ゲームや、音楽を楽しむだけ。 映画【2001年宇宙の旅】の冒頭のシーンであるように、骨を手に入れても道具として使えないと猿は、永遠に猿のままだからね。 なんかめちゃめちゃ脱線しましたが・・・。 とにかく、無理して聞きに行ってよかったと、思いました。 細野さんもおっしゃられてましたが、経済の話は難しいと感じるだろうけど、 実際は一つ一つの意味がわかれば、そんな難しい事じゃないんだということ。 まず、興味を持ち、そして動くこと! 知らないと言う事の、怖さを知る事。 選択肢を広げるための勉強。 それが大事だなと、改めて思いました。 左利きのカリスマ講師 細野真宏 なかなかの男です! (爆) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.18 01:05:24
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