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チョギ マリャ ネガ イッチャナ

チョギ マリャ ネガ イッチャナ

KARA-02

2010年8月11日に「ミスター」で日本デビューしたKARA。そのプロモーション活動の一環として、8/14に新木場で握手会が行われるという。参加する権利を有するのは、3種類ある初回限定版CD購入者。つまりCDさえ買えば参加できてしまう。2月のショーケースはもちろん有料コンサートで、今回は歌ってくれるのかどうかすら定かではない。ファンでない人にはとっつきにくい内容で、何人かに声かけはしたが、結局一人で行くことになった。

初回限定盤AからCのうち、ボーナストラック付き\1200のCを買うことに。ただ送料が\300かかってしまうし、到着が遅れたら握手会参加券そのものが手に入らない。しかし無事に8/11に到着した。ボーナストラックはというと、何の変哲ないミスターの韓国語版だった(ーー;

次なる問題は行程である。今回の最大の課題と言ってよく、握手会参加券を入場整理券に交換する午前8時から正午までの間に、新木場の会場に到着していなければならない。あずさの終点である新宿からでも、結構な時間がかかってしまう。ましてや当日は盆休みの真っ最中で、あずさ回数券も使えない時期。高速バスはすでに満席。普通列車乗り継ぎも考えたが、最終的には未明に起きて白アリ号で行くことにした。千円高速の限界点が八王子なので、八王子インターで高速を降りて京王八王子駅近くのコインパーキングに駐車して、以後電車で動く計画。きつい行程だが、こうすればホテルに泊まらずに済む。

セットした目覚ましが土曜日の未明に鳴り響き、長い一日の始まりである。白アリ号のエンジンをかけ、ETCカードをセットする。塩尻北インターから高速に上がり、長野道から中央道へ。上りは渋滞もなくスムーズに流れるが、下りのSAとPAの前後だけは明らかにクルマの数が多い。千円高速の境目を走るクルマの多くは、時間調整のためSAやPAで長時間滞在することが多い。それで普段見られないような混み方が発生するのだ(>_<)

千円高速の限界である八王子で降りて、予め調査済みの安いコインパーキングよりも\100安い16時間\700の所に無事駐車することができた。駅のすぐそばではないが、京王八王子まで徒歩7~8分ほど。ここから京王線+都営新宿線+有楽町線で新木場に向かう。京王線に準特急ができたり、都営新宿線に急行ができたりして、少し離れただけで変貌する東京の様子を垣間見る。

新木場駅はにぎわっていた。乗換駅でもあり、皆が皆KARAイベントに行くわけではないにせよ、駅前広場から海の方に向かって行く若者の列は、間違いなくKARAイベントに向かう人の列だ。いや若者の列という言い方は正しくない。若者が多数派であることは2月の時と同様だが、男性の割合が増えているし、前回はほぼ皆無だった韓流世代のアジュマたちも少なからずいる。明らかに客層が広がっているのだが、こうなると全部が全部カラペンとは限らない。

露出が増えた分だけ、コアなカラペン以外の層も招き寄せた。ましてやCDさえ買えば無料で参加できる。「よう分からんけど行ってみるか」程度の参加者が増えるのは必然だ。それにしては人数が多すぎる。握手会参加券を入場整理券に引き換えるための人の列は半端なく長く、新木場駅に10時ちょうどに到着して、間を空けずに列に並んだものの、整理券を手にしたのは11時半を回っていた。16時半開演予定で、番号は1600番台。かなりまとまった時間をつぶさねばならなくなった(-o-;

周囲を見渡すと、芝生に寝転がったりアスファルトの日陰の部分に座り込んだりと、思い思いの過ごし方というよりは、仕方なくそうしているように見える。とにかく新木場から離れる必要があると考え、会場前を行き交う都営バスに乗り、東陽町に向かうことにする。

サウナかネカフェでもあればと思っていたが、東陽町にはそうしたものは見当たらなかった。仕方なくカフェ○ローチェに入り、mixiのカラコミュをチェックする。どうやら13時頃と16時半の2部制になったようで、2部の整理券を1部のそれと交換してほしいとの書き込みで溢れている。そんな虫のいい申し出が簡単に受け入れられるなら苦労はない。ただ飛行機の時間とか事情はそれぞれなので、一概に虫がいいとは言い切れない(-- )

いよいよ時間つぶしに難渋したので、東陽町駅近くの中国式マッサージの店に入る。汗もかいているしサウナがベストなのだが、探し回る時間がもったいない。安くはないが気持ちいいリンパマッサージを受けた。これが松本にあるならもう一度くらい訪れてもいいが、上京の際にわざわざ東陽町まで足を伸ばすことは今後とも絶無だと思われ(-o- )

再び都営バスに乗り込む。会場最寄りの停留所は「埠頭公園」で、その名のとおり埠頭公園が目の前にある。バス停を降りてもまだ時間があるので、公園内を一回り。中にいるのは大半がBBQを楽しむグループで、プラス釣り人が少々。早々に公園を出る。15時半の集合時刻近くに会場に戻るが、「750番までの方は中へ」との案内が続くのみ。それも肉声で、プラカードで整順させる等の工夫が全くなされていない。これでは会場整理のバイト君たちは浮かばれない。仕切りに改善の余地が多いと感じたイベントだったが、必要なツールくらいはちゃんと与えてやらないと、観客もバイト君たちも無駄に消耗するだけだ。

炎天下で長いこと待たされてようやく入場。カメラチェック等はなく、自主規制に任せている様子。スタンディングのフロアは赤坂よりもやや狭い感じ。余裕のないところで立って待っていたが、突然前方がドドドと前に進んだので必然的に前に進み、キューキューがギューギューになった。そのまま数十分にわたって待たされ、ウンザリ気分も頂点を過ぎた頃、MC古家さん登場。そして間を置かずにKARA登場!

湧き上がる場内。すぐに「ミスター」が始まった。もちろん2月の時とは違い日本語歌詞である。歌の終了後古家さんによるインタビューがあったが、回答がすべて日本語だったのには驚いた。特にジヨンの上達が著しい。スンヨンはレベルを上げた。ニコルとハラもあらん限りのボキャブラリーを用いて日本語で答えていた。2月のイベントに参加した人はもとより、つい最近までKARAを知らなかった人たちにとっても、これだけ達者な日本語を聞くことになるとは予想外だったろう(^-^)

歌も含めて20分強程度でKARAは舞台から降り、握手会に移る。あまりのハードスケジュールに、ハイタッチ会に変更されるのではないか等、まことしやかに語られもしたが、どうやら握手会として進んでいるようだ。ところが20分程度進んだ頃、急に流れが止まる。KARAにとって非常に負担が大きいこの握手会。適当なところでインターバルを入れてやらないと続かないであろうことは明白だ。皆それを知っているから、何の案内もなく待たされることになっても文句を言わない。こうして主催者の不手際をカミリアの機転が何度となく救うことになる(-"-メ

いよいよKARAが目の前に!がしかし速い!!!一人当たり1秒もなかったと思う。前回はちゃんと「チェミイッソッソヨ」と全員に言えたが、今回は無理だった。そしてKARAの面々も明らかに前回よりも疲れていた。CDを複数枚買った人は複数回握手できるが、あれだけ疲れたKARAを見て、とてもそんな気にはなれないと感じた人は多いようで、2回目以降を放棄したとの書き込みも散見された。

会場を後にしたのは18時過ぎ。非常に無駄に時間を過ごした一日だった。やはり無料イベントはこういった無駄が生じてしまう。今後も有料コンサートを期待したいが、「ミスター」の売れ行き次第でプロモーション活動のあり方は変わってくるだろう。ソシは本国で有料コンサートを行ったが、KARAはまだだ。本国の活動も当然配慮せねばならず、売れたら売れたで難しい選択を迫られる。しかしノーランズを超える実績を残したことは意義深いことで、もはやカラペンだけのKARAではなくなったことを意識させられた一日だった。

お読みいただき有り難うございましたm(__)m

2010/08/22


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