暴走する老人たち

今の老人はキレやすくなっているそうだ。 藤原智美さん『暴走老人！』急激な社会の変化と孤立感 税務署やスーパーのサービスカウンターなど、接客サービスを担当する人たちに対して、自分を蔑ろにしていると腹を立て、食ってかかる老人が多いのだとか。この「蔑ろにされた感」は老人に限らず自尊心を打ち砕くことが多いが、昨今の老人はガマンがきかず、即座に噛み付くのだという＞＜ 著者の分析によると、社会の変化についていけない焦りと、晩年の寂しさから心に隙間ができて、満たされない思い（いわば飢餓感か）から気持ちに余裕がなくなっている、ということだ。時代背景と考え併せると、うなずける部分が多い(-_-) ソウルナビ等のBBSでも、自分のカキコへの賛同者があるうちはいいが、批判レスなど付こうものなら猛然と反論、結果的にBBSを自分で荒らしてしまい、賛同レスすら付かなくなってしまう、というパターンはしばしば目にする。なぜか自ら高年齢であることを明らかにする書き手に多い。 気持ちに余裕がなくなっているのが周囲に丸分かりだと哀れを誘う。負の循環だ(-o-;