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テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1790)
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私が身体障害者に認定されてからちょうど4年経つ。
心筋梗塞を発症して、退職した後も2年間は現役時代の健保組合の資格を継続できるが、 私の場合は外資系の金融で構成された組合だった。 毎月の医療費の一定額以上を補填してくれたが、その手続きをしてくれていた担当者から 身体障害者の申請の助言を受けた。 そもそも心臓疾患で身障者扱いになるということも知らなかった。 ダメモトでいいやと思って、担当医に相談したら十分可能性はあると言われ、 各種申請書類、診断書等を提出した。 心臓機能障害の場合、程度に応じて1級、3級、4級(何故か2級がない)とある。 申請をして結果待ちの間は、まるで卒業を前に優、良、可、不可の結果を待つ気分だった。 果たして、結果は見事1級だった。 合格か不合格か心配していたのに、まさに文句なしのトップ合格。 感覚的には思わず‘ガッツポーズ’だったが、1級と言うのは、 即ち障害の程度が最も重いということを意味する訳だから、 冷静になれば結構悲しい話でもある。 約70%の心筋が壊死していて、それが蘇生する可能性は現代医療ではないので、 将来この障害の再認定の見直しの必要もない。 死ぬまで障害者であることが確定した。 こうして‘晴れて’障害者手帳を手にした。 手帳を入手後、警察であの憧れの‘駐車違反お目こぼし章’をゲットした。 でも地方都市の場合は駐車場が完備されている事が多いから、そんなに役立たない。 因みに、これが有効なのは同都道府県内に限る。 そこで、今度はいわゆる車椅子マークのステッカーを探したのだが、 福祉用品を扱っているお店で購入した。 一番安いペラペラの奴は数百円、私が買ったのはマグネット式のやつで1500円だった。 手帳を持参したが、なんのチェックもせずに売っていた。 今月の初めの毎日新聞にこんな記事があった。
そうなのだ、当地でも実際‘怪しい車’は見かける。 ツーシーターのスポーツタイプで茶髪の喫煙カップルなんて疑われても仕方が無いだろう。 しかし、考えてみれば私だって傍から見れば、障害者かどうかなんて分からない。 マークにあるように、本当にあの場所を必要としているのは、車椅子の人だと思う。 私が健常者だった頃、大混雑の高速のパーキング・エリアのトイレで、 障害者の男が障害者用のトイレの前に仁王立ちして、 ‘使っちゃ駄目だ’と‘排除’していたのを見たことがある。 私は‘優先だけど専用ではないだろう’と言って、使用したことがあった。 まあ、お互い‘空気を読む力’が無いと妙な世界になる。 それにしても‘おしゃれで付けてます。ごめんなさーい’は洒落にならないだろう。 しかし、こんな記事を読んで‘こりゃあ、イイコトを聞いた’と早速買いに走る奴がいそうだ。 さすがに百均では取り扱わないだろうが・・・(-_-;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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