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テーマ:本のある暮らし(3300)
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今日も寒くて雨模様、朝教会に行って帰ってから夕飯用にポットローストを仕込んだ。先週はSeason Allのスパイスで料理したので今回はシンプルに塩、胡椒、ガーリックにしておいた、、美味しく出来るかな?、、、
さて、米国最高裁判事に女性で初めてなった サンドラ オコーナーの自叙伝、Lazy Bを読み終えた。 サンドラはアリゾナ一大きい牧場の娘として生まれ そこで育ったのだが、この本はアメリカの伝統的または保守的な生き方を描いており、意外なほどの貧しさと 自然の厳しさ、生活の辛さが赤裸々に描かれていて驚いてしまった。 Lazy Bとは牧場の名前でサンドラの祖父が事業で成功し得た資金でアリゾナに牧場を開いたのだがその時 メキシコから購入した牛の焼印が Bを横に寝かせた(この横に寝かせた文字の事をLazyと言った)印だったので そのままこれを牧場名にしたそうだ。 本は1930年頃から1993年までを中心に書かれている。大きな牧場を家族と数人の住み込みカウボーイで運営していく様子、一人一人の仕事内容、生き様が生き生きと写し出されて引き込まれた。 とっても意外だったのは 生活の貧しさで殆どのカウボーイ達は結婚したり、家族を持つ経済力が無く独身であった事、Lazy Bのカウボーイのように一定した住処がある者さえ少なかった事だった。 世の中がこんなに豊かになったのは 元々豊かに見えるアメリカでさえ、1950年頃からのようだ。 これ以上内容を書いてしまうとこれから読む人もいるから辞めておくけど アメリカをよく知ることの出来る本として、お勧め、、、です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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