|
テーマ:我が家の小鳥(2335)
カテゴリ:読書
勤め先のCaltechの要請で、まだ眼も開かない生後4日のBarn owlをアダプトした生物学者のステイシーは 始めのうち餌の冷凍マウスをCaltechから貰っていたのだが、予算割当てが少なくなってしまい、自分で調達しなくてはならなくなった。
で、家の周り中のペット屋さんからマウスを買っていたのだけど、生きたマウスの処理に可也苦労したようだ。何しろたった一羽でも 週に6×7=42匹もマウスが必要なので、逃げられたり、、、、、、、 どうやらそれでも元気に育ち、一年近くなると飛ぶ練習を始めた。しかし親の居ない、ウェスレーは自分で学ばなければいけないこともあってか 浮き上がってはバランスをくずし、床に叩き付ける様に落ちたり、少し飛べるようになると壁に激突したり、着地に失敗して床をズルーと滑ったり、大変だったらしい。それでも段々空中で向きを変えることや着地も上手になった。 一番難しかった空中で羽ばたいて止まっている事も出来るようになった頃、肉食らしく空中から攻撃する練習が始まった。 フクロウは羽ばたいたり、飛んだりする時全く音を立てないそうだ。いきなり空中から鋭い爪を立てソファーを攻撃する、バン、バン、バン 攻撃された方は気も付かない内に殺されているのだろう。 次は壁に掛かっている絵。 空中から爪を立て額縁を鷲掴みにしたかと思うと、翼を広げ、壁に何度も打ち付ける、激しく攻撃された絵は ウェスレーと共に床に撃沈。 こうしてウェスレーは カメラのフィルム入れを’殺’と 鋭い爪と嘴の使い方を学んでいった。 それで、一歳の誕生日、ステイシーはお祝いとして生きたマウスをウェスレーにプレゼントすることにした。 バスルームの湯船にウェスレーを置いて マウスを放すと、、、、、、 ウェスレーは マウスが動いた事にショックを受け、湯船の端に小さくなって震えている、、、マウスは全く警戒心なし! 手で顔を拭いたり、挙句の果てはウェスレーに背中を向けてしまった。 人間に飼われた野生動物は狩が出来ないと言われるが本当のようだ、、、、、 *フクロウが大きい動物を攻撃する時は眼を狙うそうです。なので知らないフクロウには、そのつもりで近寄った方が懸命のようです。 続く、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.11 04:34:28
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事
|