こまちのまずる。

父ちゃん入院日記。


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ママンと暮らす事になったオイラは、いわき駅から２人で電車に乗り、
30分ほどかけてパパンのアパートへ行きました。

すると、


「！！！！クサッ！！？Σ(ﾟДﾟ；≡；ﾟдﾟ)」



玄関を開けた途端に鼻腔を刺激した、猛烈なナフタリン臭。


原因を調べる為に押入れの衣装ケースを捜索したら・・・・





出てくる・・・・・




まだまだ出る・・・


で、小一時間後。





パパン、そんなに虫が怖いか！！泣


パパンのこの大雑把な性格は、見事にオイラが受け継いでいるのですが、
パパン・・・入れれば入れるほど効くと思ってるでしょ・・・＿|￣|○



ナフタリンを退治した後は、ママンに今までの経緯と病気についての説明をし、
とにかく一緒に頑張ろうね！！とひたすら励ましたのでした。




翌日から、お見舞の為の中距離通院が始まりました。


病院までは片道、駅まで徒歩10分、そこから電車で30分、バス待ちに30分、
バスに乗って10分という道のり。

コレを毎日、３週間繰り返しました。

ちなみに、１日の交通費は１人往復1580円(汗)毎日の出費も大変でした。




レトロな車内の常磐線。椅子の色は赤、青、緑の３種類あります。

毎日、ICUでパパンの顔を見るまで

「今日は意識があるんやか」
「もしかしたら今日はダメかも」

と思う日々でした。

でも、オイラが落ちてしまったらどうしようもないので、ホンマに気力だけで
持ちこたえてた気がします。


そんなオイラの気苦労を知ってか知らずか、パパンは毎日かなり元気でした(汗)


ある日、病室に行くと、パパンが白いガーゼみたいな物を手にしていました。


「ナル来たよー・・・んあ？？何ソレ？？」


見ると、それは手術後の傷口を守っている頭のネット！！！汗


「アンタ、何してんだぁぁぁ！！泣」


そこへ通りがかった看護婦さん。


「！！！！ええッ！何でッ！！？」


顔面蒼白で他の看護婦さんを呼び、結局新しいネットに取り替えてもらいました(恥)


更に、別の日は看護婦さんに呼び止められ


「チューブとか触るので軽く拘束してもいいですか？汗」


と言われたり、パパンに「ちょっと見て見て」と言われてベッドに近寄ると


「イナバウアー！！(ﾟ∀ﾟ)」


って言いながら両足上げてオナラかまされたり(泣)


今思うと、自分が不安がっていたのが本当にもったいない気がします(´Д⊂ｸﾞｽﾝ



そのうち、病院の行き帰りという肉体的な疲れと精神的な疲れ、福島の
山奥での寒さにやられたオイラは風邪をひいてしまう始末(汗)


ママンも道に慣れてきたので、１人でお見舞に行ってもらったりしました。


でも、ママンが１人でお見舞に行くと、帰りがかなり遅くなりました。


長く一緒にいたいと思うんだろうなぁ、家族と恋人は違いますなッ(笑)




常磐線の車窓から(笑)


魔の１６日間も乗り切ったパパンは、そこから驚異的な回復を見せ、翌日には
一般病棟に移り、１週間後には退院できたのでした( ; ﾟДﾟ)



今現在、パパンはリハビリも不要、後遺症も全く無く車もブイブイ乗り回し、
ママンと一緒に荷造り中であります(・∀・)


ちなみに、リハビリも長期入院も不要な確率は10％程度だそうです(；・∀・)


カミサマに愛されてる感のあるパパンですから、まぁありうる奇跡です(笑)


オイラはまだ会社に怒ってるんですが、色んな大人の事情を察した会社は
パパンに現場仕事をあがってもらい、今までよりも良い給料と簡単な内勤の
仕事とポジションをくれました。


テメェの親が殺されかけたワケなので(ぃやん、ガラ悪いっ)オイラはちーっとも
納得いってませんが、パパンがそれでも


「長く一緒に働いてきた仲間だし、俺がいなきゃな～んもデキネェんだバカが」


とケラケラしているので、ヨシとします(-∀ー#)

月末には、千葉の方に引っ越して、新しい生活を始めるみたいです。



そして、オイラとオイタンも只今荷造り中(・∀・)人(・∀・)


オイタンは、オイラがお家を空けてる間に再就職をし、通勤も不便になる為
お引っ越しをするのです♪


まぁ、移動距離は10キロぐらいなんですけど(汗)引っ越しが来週の土曜日なので
オイラは広島に帰って来てからもバッタバタ！ｱﾜﾜ ヽ(´Д｀;≡;´Д｀)丿 ｱﾜﾜ


家族にとっても、オイラやオイタンにとっても、何だか慌しい初夏デス(汗)


おまーけ。



「部屋が段ボールまみれニャ。爪とぎするのニャ」


ほんっとに止めて、テツさんっ！！泣





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＞＞＞続く。