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点訳をやり始めて初期の頃、「稲川潤二の怖い話」
をやることになりました。 初版本だったんだけど、どうも文章が変。 句読点は特にひどく、文章もあちこちが 変なんです。まるで校正をまったく していないまま出してんじゃないの と怒りたくなるほどめちゃくちゃでした。 基本的に点訳は原本通りですが、あまりにも このままではおかしい。点訳が間違ってるようで 困るし、と相談した結果、文章の癖の確認のため 稲川さんの語りを聞いてみては?と勧められました 点字図書館なので、稲川さんのテープもあるし。 (音訳じゃなくてご本人の語りのものです) 。。。え~と、一人で? 怖い話はわりと好きな方ですが ◎100人くらい入るホールで1人きり ◎大雨で真っ暗、周りの部屋にも誰もいない その状況で怪談は怖いじゃないですか しかも渡されたテープが、稲川さんの話で 一番怖いと思ってた「生き人形」 怖くて聞いてられん!(^^;) 後ろに誰かいるような気がしちゃうじゃない 結局少し文章の末尾等を修正することに。 その後本屋さんで再版されたものを見たら 全部おかしいところは直ってたから やっぱり校正しないまま初版は出たのかなぁ それ以来、夏に雨がひどくなると 「稲川潤二の怖い話」を思い出します(笑) 秋になったらちょびっとでもまた点字しよっと 今日読んだ本: ●「きょうのごはん」 太田垣晴子 ●「ラヴァーズ・キス」 吉田秋生 ●「天の涯まで ポーランド秘史 上下巻」 池田理代子 ●「死体は生きている」 上野正彦 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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