B'zFan ON★THE★NET

1995年10月12日（木）　TOKYO-FM

松本　 さて、ミリオンナイツ・パート2、BEAT ZONE。 この番組はTOKYO-FMをキーステーションとして、民放FM34局ネットで、わたくし、B'zのギタリスト松本孝弘がお送りしております。 そうだね、ほんとに。
稲葉　 何を（笑）
松本　 これねえ、ハガキが来て。 ペンネーム、○○ちゃん。
稲葉　 え？
松本　 「さて、ミリオンナイツ・パート2、BEAT ZONE。TOKYO-FMをキーステーションとして」 というところがね。
稲葉　 うん。 速かった。
松本　 えー、「昔はスラリと言ってたのに、最近では途中で絶対止まってます。 これはもしや、年のせいでしょうか」。
稲葉　 ふっ
松本　 「スラリと言えた時は、『ああ、言えた、言えた』 と喜んでいたのは私だけかもね」。
稲葉　 （笑）
松本　 ありがとうございます。 今日はね、バッチリ言えましたよ。
稲葉　 そうですね。
松本　 はい、ありがとうございます。
稲葉　 はい。

松本　 え～、実はですね。
稲葉　 うん。
松本　 以前も話したんですけども、え～、この 「LOVE PHANTOM」 のプロモーションビデオと宣伝…。
稲葉　 うん。
松本　 材料制作のため（笑）、イタリアに行ってまいりました。
稲葉　 宣材ですね。
松本　 はーい。
稲葉　 はい。
松本　 えー、このイタリアのエピソード。 この前ね、僕、1人で話したんだけど。
稲葉　 うん。
松本　 そんなに詳しく話さなかったんで。
稲葉　 うん。
松本　 その前に稲葉さんはエジプト行かれてたんでね。
稲葉　 （笑）
松本　 1人で。
稲葉　 すいません、はい。
松本　 どうでした？ エジプトは。
稲葉　 おもしろかったですねえ、あのー。
松本　 ああ～。
稲葉　 エジプトの人間が（笑）
松本　 うーん。
稲葉　 ええ。 いろいろとあの、東京より人口密度高くてね、カイロとか。
松本　 ああー、へー。
稲葉　 うん。 もう、ぐしゃぐしゃでもう。 バスにみんな飛び乗るんだけど、ただだから。
松本　 うん。 ただなの？ バス。
稲葉　 いや、飛び乗ればただじゃない。
松本　 うん、ふん。
稲葉　 （笑）　飛び乗るんだけど、バスも容赦しないから、みんな振り落とされてるという（笑）
松本　 うーん、なるほどね。
稲葉　 うん。

松本　 うん。 そののち、あのー、ミラノで合流してね、え～。
稲葉　 すっかり、イタリアンになってましたね、会った時はね。
松本　 ああ、そうですか。 私はだから、稲葉さんがエジプト行かれてるあいだ、イタリアをずーっと下の方から。
稲葉　 ねえ。
松本　 ずーーっと上がってきたんですけども。
稲葉　 だから、最初に入ったとこが、僕、ミラノだったから。
松本　 うん。
稲葉　 なんか暗いんだな、ミラノ。
松本　 ミラノ、暗いよな。
稲葉　 暗いよねえ。 暗いでしょ？
松本　 暗い。 僕ねえ、だから、ほらみんなはさあ、稲葉、エジプト行ってたし。
稲葉　 うん。
松本　 スタッフなんかみんなミラノ合流で、そこからシチリア行ったじゃない？
稲葉　 うん。
松本　 あのー、やっぱりねえ、あのー、旅行会社の人にねえ、ローマは絶対行った方がいいですよって言われた、んだけども。
稲葉　 うんうんうんうん、うん。
松本　 で～、日本人いっぱいだろうななんて。
稲葉　 うん。
松本　 まあ確かに、日本人はどこでもいるじゃない。
稲葉　 うんうん。
松本　 でもねやっぱり、ローマ、フィレンツェね、やっぱり、全然ミラノより僕はいいと思うんだよね。 うーん。
稲葉　 あの、南の、イタリ…、南イタリアに住んでる人たちもなんか、結構バカにしてんだよ。
松本　 あ、ミラノのことを？
稲葉　 （笑）　うん。 暗い。
松本　 ああ。
稲葉　 ちゃんとしてー、ないくせに暗いって、わけが分かんないけど（笑）
松本　 ああー、そうだよねえ。
稲葉　 うん。
松本　 すごい暗い、イメージがありますよね。
稲葉　 うん。

松本　 で、まあ、あのー、モンツァへね。
稲葉　 はい。
松本　 えー、F1を観に行って。
稲葉　 うん。
松本　 ねえ。 よかったですね。 あれ、やっぱ生で観るとね。 う～ん。
稲葉　 いいもんですね。
松本　 うーん。 もうほんとに、フェラーリ1色でしたね。
稲葉　 （笑）
松本　 うーん。
稲葉　 うん。
松本　 それから、え～～、まあ、そのあとが仕事～、だったので。
稲葉　 ええ。
松本　 もうミラノから、シチリアのタオルミーナという所へね。
稲葉　 はい。
松本　 えー、行ったんですけど、これ、「グラン・ブルー」 という映画。
稲葉　 そうですね。
松本　 観られた方は、あのお、分かると思いますけど、あの～、なんだっけ。 潜水の大会かなんかにさあ。
稲葉　 うん、そうそう。
松本　 あの～、誰だっけ、あの主役の、彼。
稲葉　 えーっと、誰だっけ。
松本　 名前忘れちゃったね。
稲葉　 うん。
松本　 彼を、あの、誘って、あのー、合流したホテルがね。
稲葉　 うん。
松本　 ちょうど僕らが泊まった、えー、ホテルなんですけども、非常に。 修道院を改造したホテルなんで、すごいいいホテルでしたね。
稲葉　 あの、1階の、なんていうか、なんだ、なんだろうね、あの…。 喫茶店じゃないけどさ（笑）
松本　 ああ～。
稲葉　 いっぱいソファとかさ、絵が飾ってあるとこあるじゃないですか。
松本　 うんうんうんうん、うん。
稲葉　 天井高くて。
松本　 うん。
稲葉　 あの辺はすごいですよね。
松本　 うーん。
稲葉　 あの広さというか、廊下のつくりとかさ。
松本　 あれさ、フロントっていうかさあ。
稲葉　 うん。
松本　 エントランスが小さいからさ。
稲葉　 うん。
松本　 そんなに大きくないのかなと思ったら、中、むちゃくちゃ広いんだよね。
稲葉　 （笑）　いっくらでも、奥、いっくらでもあるよ。
松本　 ね。 ほんとにいいですよね、でも。
稲葉　 うん。
松本　 うーん。 まあでも、よかったですよね。
稲葉　 おもしろかった。
松本　 うん。
稲葉　 はい。