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1997年11月19日（水） NHK-FM　パーソナリティーは 中村貴子さん

中村　 中村貴子がお送りしておりますミュージックスクエア。 ここからはゲストの登場。 今日とあした、スペシャルですね。 B'zのお二人です。 どうもこんばんはー。
松本・稲葉　 こんばんはー。

中村　 一応、一人ずつお声いただこうかしら。
稲葉　 こんばんは。 稲葉浩志です。
中村　 シンプルだなあ（笑）
稲葉　 はい。
松本　 こんばんは、松本孝弘です。
中村　 シンプルだなあ（笑）　なんか、「久しぶりね」 とか。
松本　 うん。
稲葉　 皆さん、お久しぶりです。
中村　 「元気にしてた？」 とか。
松本　 ああ～。 元気にしてました？
中村　 遅いよ（笑）
松本　 ふふふ
稲葉　 （笑）
中村　 なんかそういうの言ってくれるのかなと思ったんですけど。 今日とあした、2日間。
稲葉　 はい。
中村　 スペシャルでたっぷりとお送りしたいので。 お葉書もね、いっぱい紹介したいと思うんですけど、まずは1曲、聴いていただきたいと思います。
ニューアルバム、「SURVIVE」 のなかから。 じゃ、稲葉さんから1曲目、紹介してください。

稲葉　 はい。 え～～、では、「スイマーよ!!」、聴いてください。

♪ スイマーよ!! ♪

中村　 今夜のゲスト、B'zの新しいアルバムのなかから、「スイマーよ!!」。 「スイマーよ!!」 って、これ呼びかけてるんですか？
稲葉　 そうです。
中村　 ひらがなの 「よ」 にねえ。
稲葉　 ええ。
中村　 ビックリマーク2つ付いて。
稲葉　 はい。
中村　 「スイマーよ!!」（笑）
稲葉　 はい。
中村　 これ、どういう意味の歌なんですか？

稲葉　 …え？　え～～、どういう意味の歌？
中村　 うん。
稲葉　 聴いてもらえれば分かります。
中村　 アハハ
稲葉　 はい（笑）
中村　 今、聴いてもらったんで。
稲葉　 聴いてえ…（笑）　聴いてなかったんですね？（笑）
中村　 ハハハハハハハ　　今ずっと、曲かかってる間しゃべってたからいけないんですね。

稲葉　 最初はもうラップ風に、「よー、スイマー」 ってしようかなと思ったんですけど（笑）、やっぱり、そういうの……
中村　 あ、「よー」（笑）
稲葉　 冗談です。
松本　 （笑）
稲葉　 ふふふ

中村　 （笑）　お葉書がいっぱい来てるんでお葉書とともに。 まずはですね、アルバムについていろいろお話を伺いたいと思います。
「アルバムについて。 タイトルが 『SURVIVE』 ですが、これは辞書によると、1、生き残る。 2、存在し続ける。 3、（苦難など） を切り抜けて生き残る。 4、より長生きする。　ということなんですが、いったい、1～4のなかどれに当てはまるんですか？ それとも全部でしょうか。 いったいなぜ 『SURVIVE』 なんですか？ 私が思うには、十分にB'zはサバイブってると思うんですが」。

稲葉　 ふっ
中村　 「聞かせてください」 って書いてあるんですけど、タイトル、どっちがつけたんですか？

松本　 んまあ、詞がありましたからね。
中村　 ええ、ええ。
松本　 うん。
中村　 じゃあ稲葉さん。
稲葉　 今、聞くと、4つとも、でも、意味はいいですね。
松本　 そうだねえ。
稲葉　 今、聞いていいなーって（笑）
松本　 （笑）　全部当てはまってる。
稲葉　 辞書、調べないでやってるから、こっちは。
松本　 うん。
中村　 あ、そうなんだ。
稲葉　 ええ。
松本　 うん。
中村　 あたしもなんか、「生き残る」 っていうだけのイメージ？
稲葉　 うん。
中村　 「サバイブ」 ってあったんですけど、存在し続けるとか、いいですねえ。

松本　 3番目のなんだっけ。
中村　 より長生きする（笑）
稲葉　 （笑）
松本　 いやいや、それじゃなくてさ、なんかこう。
中村　 あ、3番目か、ごめん。 苦難などを切り抜けて生き残る。
松本　 ああ、それいいよね。
稲葉　 うん。
松本　 それいいね、すごく。
稲葉　 それいいって（笑）
松本　 うん。
中村　 それにしようか。 じゃあ、今後、取材があったときには。
稲葉　 じゃあそれ。
松本　 うん。
中村　 それにしよう…。 ハハハハハ　じゃあ3番。
稲葉　 はははは
中村　 そんな。
稲葉　 ははは
中村　 でもまあ、曲があったとしても、これを？
稲葉　 うん。
中村　 アルバムタイトルにしようと決めたのは、なんか思い付きみたいなもんで決めるの？

稲葉　 んまあ、こう……、そのお、決めごとなしにずーっとこう、レコーディング、期間中にレコーディングしてて、まあその中頃に、そういう曲が出来上がってきてそういう詞がついて。
中村　 うん。
稲葉　 （せき払い）　でまあ、「SURVIVE」…、だとまあ、生き残るとかね、そういう、イメージがあって、そのお～～、…まあ、ねえ、一通り長い間、うちも…。 長い間かどうかも分かり…、分かんないすけども。

中村　 いや、「十年一昔」 っていうから、やっぱり長い間だよね。
松本　 うん。
稲葉　 まあね、それでまあやってきまして、その～～、10年、っていうのは別に意識はしてないですけど、当然。
中村　 うん。

稲葉　 （せき払い）　そのお～～、より良くとかね、もっとかっこよくとか、こう、できるんじゃないかという可能性をこう、追い求めながらずっとやってきたわけですから。 でまた今回も、そういうふうに思ってたんですけど、まあ、そういう～ふうにするために、え～～、またこう、当然、努力しなきゃいけないわけじゃないですか。
中村　 うん。

稲葉　 その、努力してる様っていうのがまあ、ちょっと前ならこう、汗かいててこう、ダサく見えるかなと思ってるときもあったかもしんないんだけど、今だとちょっと、それは別にこう、かっこ悪くないなと思えたんで。

中村　 うんうん。 逆にかっこいいなというね。
稲葉　 うん。 まあ、素直な気持ちで、ええ。
中村　 つけたというね。
稲葉　 うん。