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カテゴリ:仕事
私は会社でCADのデータを作っているんですが、先日、新規の仕事が入ったとのことで上司から『打ち合わせしたい』と呼び出され、『ほいっ、これが図面』と手渡されました。
えっ?打ち合わせは?と思いましたが、『わからんことあったら聞いてちょ』と、冷たい言葉です。 それから三日間は四苦八苦しました。 何しろ、コピーにコピーを重ねた不明瞭な図面です。 線もグチャグチャ。 こんなモンでデータを作れっちゅーのは無茶やんかって怒りながらも、これが私の仕事ってグッと我慢し、なんとか作りおえました。 会社に来ていた図面は参考図でした。 ということは、本図面が後から来るということなのでしょう。 ところが結局は参考図で製作に入ることになりました。 そうなんです。 客先は、キチンとした図面を持っていなかったらしく、参考図を本図に切り替えてしまったんです。 寸法はわかり難いし、交差も大きすぎてどこをメドにすりゃいいの?と上司に指示を仰いだら、 『任せるわ』 って。 オッサン、それはムチャクチャでっせ。 そして私はどうしたかっていうと、図面どおりのものを作りました。 それでも私は、一応は上司に個々の詳細は説明したんです。 こんな感じで作りましたよ、って。 後から文句言われても困るんで、わかりにくい部分は担当者に確認してくださいと言いました。 でもねっ、でもねっ、言うてくれたのかどうか。 私が直接、客先に問い合わせることが出来るなら、納得いくまで聞きますよ。 でもそれができないんです。 上司に説明して、上司から営業担当者に説明して、その営業担当者が客先に問い合わせるという、とても回りくどいやり方をしています。 そしてウチの会社の営業は、図面が見れないという素晴らしい方ばかりです。 どうしようもないこの会社。 そして今日、案の定というか、やっぱりねーっていうか、客先からクレームが来ました。 クレーム箇所は、私が指摘して上司に問い合わせてチョって頼んだ場所でした。 出来上がった製品は、ウチの会社の品質管理部のチェックも通り、出荷されていました・・・ 上司は私に言いました。 『お客さんから、プログラム作成者からの詫び状を求められているから』 と。 よーするに、私がどういう意図でこのデータを作ったのか真意が知りたいということです。 キレたわよ、ワタシ。 何、これって私一人の責任なわけ? 大体なあ、こーんなわかりにくい図面を持ち込んで、打ち合わせさえせずに作れってのは無茶すぎる。 でも私はただの雇われ人。 言われたとおりにすることしかできないのよねー。 ああ、サラリーウーマンはツライ。 私はチクチクと客先図面の不備をつつきながら、『勝手な判断で製作してご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした』っとメール送っておきました。 でも、ムカつく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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