2007/03/19(月)13:49
やっぱり泣ける映画(ネタバレです)
ここでも何回か紹介しています、「シルミド」先ほど見終わりました。
夫は2階でグーグー寝ているスキにDVDをしゅぱっとイーン!!
日本は島国で、アイヌ民族を含め日本国民として生きてきました。
同胞同士で争うっていう感覚はあまりないですよね。
この「シルミド」は、金日成暗殺を目標に結成された、実際にあった
684部隊について描かれています。
ここまではいいのですがストーリーは悲しい結末に。
暴力団など裏社会で生きてきた人や、死刑囚など、そして
その彼らを訓練する韓国軍隊兵を集め結成された部隊は過酷な訓練を積む。
完璧な軍隊に成長しいざ!決行~!というそのとき。国から命令取り消しが下る。
さらに、北と友好ムードを保ちたい韓国政府はその部隊抹殺をも命じるのであった。
国のために忠誠を尽くしてきたのに・・・
そして同じ韓国人同士、殺し合いが始まる。生きるか死ぬかどちらかしかない。
最後、韓国大統領に直訴すべくソウルに向かう684部隊の生き残り。
自分たちの国で、最後は自決を図るが「共産ゲリラ」と言われ
結局彼らのことは闇に葬られてしまった。
簡単に言うとこんな感じです。
国家ってこんなものなのかな・・・と考えさせられます。
人の命より、国益を重視するのもわかりますが。
いい映画であり、悲しい映画です。