|
カテゴリ:原発 核兵器 放射能
昨日は「千と千尋の神隠し」を再度見てみました。
宮崎駿 スタジオジブリの作品は、どれも心洗われるようです。 主題歌の曲もすごく良いですよね。 誰もが感じた事だとは思いますが私なりの感想を書きます。 ありあまるご馳走に目がくらんだ両親は、豚になってしまいます。 悪い言い方ですが、豚のように食っていないだろうか? これは食事だけ、の問題では無いと感じます。 善良な人が、まったく気が付かないうちに、 幸せや欲を、豚のように貪る事への、イメージだと感じます。 善良な市民の、悪気の無さ、 自分だけの小さな幸せ、幸運を求めるエゴ そんな物への警告、私達は少しずつでも自身に厳しく、 自身を見つめなければいけない時期にあるのではないでしょうか。 「顔なし」です。 私にはこの「顔なし」一番重要なキーワードだと感じます。 愛に餓えた顔なしは、千尋に優しくされた事で、 千尋を欲しいと思っていきます。 顔無しは、物を与える事で、人が振り向く事を知ります。 愛を得ようとして、どんどん金を出していきます。 金に人々が群がり、もてはやされ、支配できる事を知り、 全ては、金で得られると錯覚して、怪物になっていきます。 金と恐怖により支配する事に成功しますが、 心は病み、満たされず、さらに加速していきます。 これが世界を現在支配する者の正体と言えるでしょう。 しかし千尋は物に興味を持たぬ為、顔無しは愕然とします。 愛を金で買えない事に、怒り 暴れ始めていきました。 金で人を自由にしている人の心の飢餓の状態が想像出来ました。 そして、それを無効化するには、無欲しかないのかもしれません。 これは坊 大きな子供です。 外に出る事が危険だと教えられ、何も知らず暴君になり始めて います。 過保護の生み出す危険への警告と、 この様な大人が現実の社会には沢山存在する事への、 風刺的な存在でした。 歩けるのに 歩かない「大きな子供」です。 これは 「腐れ神」 体から異臭を放ち、ヘドロにまみれています。 千尋はこの神を、洗ってあげました。 体の中から大量に、人間が捨てたガラクタが出てきます。 私達は全てをないがしろにして、全てを汚しています。 ここにかかるのが、豚になった善良な市民なのではないでしょうか。 腐れ神の正体です。 八百万の神 この神は、私達を決して攻めたりしません。 今も、私達の欲から出る汚物を背負い込んでいるのでしょう。 日本にはこの様な神がいたのですね。 感謝を忘れてはいけないと思いました。 琥珀 川の神 千尋の命を救った 川の神だったんですね。 その川は開発によって、埋め立てられました。 人間のエゴで、破壊される自然を表しているのですね。 私達が忘れている事へのイメージだと感じました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.13 21:54:16
[原発 核兵器 放射能] カテゴリの最新記事
|