微生物で発電も土木も!・細菌電池と自己治癒コンクリート
2020.09.06の「読売新聞」「暮らしとサイエンス」に、びっくり。世の中いろんな「研究」があるんだなぁ。【細菌電池】微生物を使った発電、1900年頃にはもう知られていたようだけど、発電量があまりに小さかった。でも、90年に発見された、米国の湖の「シュワネラ菌」(なんだか「シュワルツネッカーを連想)、これが酸素がなくても効率良く電気を生み出す!細菌と有機物があれば発電可となれば、下水や田んぼでもエコ電源になる。※これは東京薬科大の渡辺一哉さんの研究【自己治癒コンクリート】土壌に沢山いる「バシラス属」の細菌が、水や酸素で活性化し、炭酸カルシウムを作って、ヒビを埋める。建物下の液状化の補修は通常、大がかりで、建て直した方が安くなるほど。それが溶液を土中に流し込むという簡単な方法で済む。しかも、元からいる微生物を使うので、外来種も問題も無い。東日本大震災だけで無く、北海道の地震でも、大規模な液状化が起きているので、早く実用化を進めて欲しい。※もとはオランダデルフト工科大が開発した技術。秋はコスモス