舌みがきのススメ❢❢（途中、写真を追加）

2021年01月04日

カテゴリ：健康＆料理

ベストセラー健康法（夕刊フジ）より。

～全身に影響する「舌苔（ぜったい）」対策～
「口腔ケア」といえば「歯みがき」と誰もが思う。
しかしもう一つ、重要なみがく対象がある。「舌」だ。口内細菌の中でも悪玉菌が増殖しやすい舌の衛生をどこまで維持できるかが、全身の健康状態を大きく左右する。そのメカニズムとは……。

人間の口の中には3000～5000もの種類の口腔細菌が棲んでおり、その中には虫歯菌や歯周病菌などの「悪玉菌」も多数含まれている。
私たちは毎日、1000億個以上の細菌を飲み込み続けている計算になる。

そもそも口腔内の細菌の分布割合を見ると、歯の29,6％に対して舌は66,3％。なのになぜ、歯みがきばかりが奨励されてきたのか？
「口腔細菌が全身の病気の原因になるということの科学的な裏付けがきちんと揃い始めたのは、ここ20～30年くらい。
口内細菌が影響する全身疾患数多いが、腸へのダメージはとりわけ深刻だ。下痢や便秘、腸炎などの障害を引き起こすことが分かっている。中でも恐ろしいのが、潰瘍性大腸炎。安倍前首相を二度に渡って総理の座から引きずり下ろしたこの病気は、歯みがきだけでなく舌みがきを併用することで、そのリスクを下げられる可能性が指摘され始めている。

では、どのようにして舌を磨けばいいのか？

朝晩の歯みがき後に、専用の「舌ブラシ」を使って、舌の表面の中央部分を奥から舌先に向けてやさしく数回なでおろすだけ。舌がきれいな薄いピンク色になればOKだ。
「お口くさ～い」と言われる前に、読んでおきたい。

『毒だし❢　舌みがき』（河出書房新社、1300円＋税）

両面タイプ（459円）

こういうのがあるとは知らなかった。

◆口内細菌が関与する「全身疾患」
○腸の疾患
○肥満
○誤嚥性肺炎
○低体重児出産、早産
○骨粗そう症
○ガン（肺がんを除く）
○慢性リウマチ
○アルツハイマー病
○脳血管疾患
○心血管疾患
○糖尿病
○慢性腎疾患
……など。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう

最終更新日 2021年01月05日 23時04分18秒
コメント(0) | コメントを書く

[健康＆料理] カテゴリの最新記事