森のおさんぽサークル『とこてく』
お久しぶりです!次男はあと2か月ほどで2才になります(長男はただいま8歳のやんちゃ盛りです)。そんな次男と身近な自然を楽しみたいと、6月に「森のおさんぽサークル『とこてく』」を立ち上げてから、3か月が経ちました。いくつかある近所の緑地公園を主なフィールドにし、豊かな自然を感じながら活動しています。夏には、ザリガニ釣りのイベントも企画し、上のお兄ちゃんお姉ちゃんも一緒に盛り上がりました。夏休みも終り、この日は近くの大きな緑地公園へ。駐車場から森へ向かう芝生広場を歩く間は、いつも遊ぶ遊具には近づかないように。。。「あ!あんなにきれいなお花が咲いているよ」「あれは、なんだろ~」と子どもたちの興味を引きながら。「葛の花、根っこはあの葛粉ができるんだよ」「盗人萩、この花が種になると、あの、服につくとなかなか取れないひっつき豆」「クサギは、白い花が青紫色の実になって、それで布を染めるとキレイな水色になるよ」など、今までいろいろと教わってきた事を説明しながら歩くと、「今まで何気なく通りすぎちゃっていたけど、何かわかると、おもしろいね~」という反応が。本当に、そうですよね(^^)もちろん、私にはわからない物の方が多く、今日見つけたこのキレイな赤い実がついている木、「なんだろうね~。きれいだけどね。この実は食べられるのかなぁ」なんて話していました。そう言えば、ずいぶん昔ある小雨の日にこの公園を歩いていたら、お散歩中の自然観察のおじさんが声をかけてくれて、いろいろと説明してくれた事があったなあ、と思い出していました。胡桃の木とか、石鹸のように泡立つ黒い実の事を教えてくれたっけ。あのおじさまならきっとご存じだろうな、と。日記にも書きました。→(なぜかリンクできない・・・2008年9月30日「椎の実を拾いに」です。森の側の大きな池の畔では、バッタを追いかけたり、笹舟を作って水に浮かべたり。蓮の花、紫式部などのキレイな花や実もありました。 湖面にびっしりと広がるこの花はなんだろう。。。そして、木陰が涼しい森の中には、まだ青いどんぐりが落ちていて、秋を感じながら「森っていろいろあって楽しいね~」歩いていると、向こうから歩いて来た優しそうなおじさまが「今の時期は、青いどんぐりが枝ごと落ちてるでしょ、ほら」と拾って見せてくれ、「これはね、虫がどんぐりの中に卵を産んで、他の虫がつかないように、その枝をかじって落としてしまうんだよ」と教えて下さいました。この、やたらと詳しくて親切なおじさまは…まさか…いや!そうだ!あの時のおじさまだ~!なんといううれしい偶然でしょう♪早速その節の事を伝えると、「オニ胡桃やムクロジ(泡立つ黒い実)の事を話したね」と思い出して下さいました。早速さっきわからなかった赤い実の木の事を尋ねると、珊瑚樹とのこと。なるほど~いや、以前にも聞いていましたね汗。日記を読み返したら書いてありました)。美しい実が、確かに珊瑚のよう。「ナナカマドと同じように、燃えにくいから、生垣とかによく使われるよ。ナナカマドって、七回かまどで燃やしても燃えないっていう意味の名前なんだよ」そして、湖の水面にびっしりと葉を浮かべ小さな白い花を咲かせていたのは、ガガブタ。「ガガブタって変な名前だと思ってはだめだよ。キレイな名前なんだよ。ガガは鏡で、ブタは蓋のことでね、昔の丸い手鏡になぞらえたんだよ」と、ほとばしる博識は惚れ惚れするほど。その他その日に聞いたことをメモしておきます。ムクロジ(無患子)と同じく泡立つ成分はサポニンが入っている樹に、エゴノキがある。クサギの若葉はピーナッツやゴマの香り???アオバハゴロモはくるくる回る。 百メートル位は離れていると思われる湖から産卵に来るのは、亀(たぶんミシシッピ赤耳ガメ)。穴を掘り卵を産むも、多くはカラスに突っつかれる。紙クズだと思っていた白いものは、卵の殻!ん~~~~~、面白い!楽しすぎる!子どもそっちのけで、話に聞き入ってしまいました。そして!こんな素敵なご縁が、次回のとこてくおさんぽに繋がることになりました~(^^)おじさまが自然観察をしてくださるとのこと!うれしや、うれしや♪祝日だから、長男も連れて行こう。昔のこと、憶えているかな。。。?