怠けるのではなく
あ、と、どうしても書き足りなくて。精神病者と仕事と言うのは、とても難しい問題です。健常者からみたら、病者は怠けてるように見えたりして。実はとても苦しんでるのですが。んーー「怠けるのが仕事」と言う表現は、一方で、病者を怠けてると見る健常者に対抗して言う詭弁、いや、方便に過ぎません。それは実は、全く正しくないと言うか。働きたいのに働けない。そんな病者に対して使ったりする言葉です。無理して働く必要は無い、と。ムリして働けば結局は病状が悪化して、様々に迷惑をかけたりとか。それ以前に働こうとしても働けない状態の人に対して、慰めと言うか、気休めと言うか、、、、何処かで、その様な気持ちを持っていれば、少しは楽に成れる。若しかしたら、その様な気持ちをどこかに持つ事で働けたりする。その為の言葉だと思います。精神病者も働きたいんですよ、実は。だけど、働けない。どうにもこうにも障害を抱えていて働けない病者を、楽にするための言葉。この「怠けるのが仕事」と言う台詞を、働いている人に使うのは、間違いすぎているとも思えます。まぁ、当たり前に、怠けていたら、首に成ってしまいますが。無理にせずに、自分の調子を良くみて、休養をしっかりとって、と言うのが、働いている状態の人に言う台詞。この「怠けるのが仕事のようなものが精神病者」と言うのを真っ向から正論だと言う人はいないでしょう。ただ、様々に有る現状から、一時的なしのぎのよう台詞として使う言葉でしょう。この台詞は、精神病者の立場から見ても、見方によれば、偏見の塊のように見える台詞かもしれません。ただ、障害を持って、苦しい状態にあるのに、無理して働く必要は無いよ、、、、ただ、それだけの意味です。あ、、これの前のコメントの鈴木さんが怠けてるとか、彼をけなしてるつもりではないのですが。ただ、精神病者、障害を持って生活保護を受けている人なのに働こうとしている人、その人に発する台詞では無いな、と。苦しい中、頑張って働いているその姿勢を評価すべきだと思います。なんか、頑張ってるのに、その足を引っ張るような台詞に成ってしまいます。現状、働きたいのに働けない人に対して使うなら、楽に成れたりして、この台詞は意味を持つ事も有るかもしれません。しかし、苦しいのは承知で働いている人、働こうと努力している人に対しては、どれほどの意味があるのでしょう。何よりもこれは、まっとうな正論ではありません。本当に、受け取り様によっては、精神病者を馬鹿にしてるのか?みたいな台詞でもあります。続かないかもしれない、出来ないかもしれないけど、、、、働こうとしている人に対して、、、さて、「怠けるのが仕事のようなものだから」って、、、どんな意味が?続かないとは解っていても、、、それでも何とか働いてみる。これはまぁ、生活保護のと言うか、憲法にもうたってる国民の義務としての労働の実行と言う事で、当たり前とも言えます。ただ、その当たり前が、簡単には通用しない病者の、障害者の状況を表す極端な言葉なだけであって。さもこれが正論と言うように、頑張って働いている病者に言うのは、どうなのでしょう?苦しい中、障害の中頑張って働き始めたね。とその努力を認め、若しかしたら、どうしたらそんな風に働けるの?と聞くのが、同じ病者としての、言わば普通の光景でしょう。続かないのは、働いている病者自身が一番感じてる事だったりします。まぁ、病識が薄い時期に、「私は出来るんだ」と勘違いしてしまう事も有るでしょうが。その様な人に対しては、「病気なんやから仕事は無理や、病気だと言う自覚をもうちょっと持て。周りに実は迷惑かけてるのを良く見ろ」と言う台詞でしょう。まぁ、病状が酷くてちゃんと働けてなかったら首に成るのが普通ですが。病気だと言う自覚無しに働こうとしている人に対しては、病識を何とか付けることが必要で。「怠けるのが仕事」と言う台詞は何の意味を持たないのはこの場合もかも。本当は働きたい、働いた方が生活は楽に成るのは解ってる。それは病者誰もがでしょう。中には、楽して生活できるから、、、と働くのを放棄している人も居るようですが。まぁ、そのような人も、居る事だし。この「怠けるのが仕事」と言う台詞は大きな声で言う言葉では無いでしょう。んと、何よりも、現在働いている人に対して言う台詞では無いと思います。何と言うのか、茶化すと言うのか、何処か馬鹿にしたと言うのか、働いている姿勢を評価せず、「そんな事しなくても生活できるのに、無駄な努力をして、、、、」みたいな意味合いに取れると、思います。どうなんでしょう、現在働いている病者に対して、この台詞はどんな意味があるのでしょう?あ、、鈴木さんのコメントは、働いてる病者に対して発したのではなく、自分の状況に対する説明なのかも。ただ、どうにも働いている病者に対して、この台詞は言い訳にしか聞こえないかも。実は単なる言い訳でなく、苦しい現状を表してるのかもしれませんが。どうにも、病者から見ても働ける病状に見えてる人から言われたら、やっぱり言い訳かも。言葉って生き物です。様々に使い方で意味が変わって。その時に使うべき言葉が有ると言うか。んーー「そんなに働いてどうすんの?」とか言う台詞も使ったりしていては、どうにも、、、、、、苦しい中働いている現状を何処か馬鹿にしてると言うか。逆の立場から見たら、どうにも怠けてるように見えてしまうかも。続かないかもしれないけど、出来ないかもしれないけど、何とかやろうと言う努力を認めないと。「怠けるのが仕事のようなもの」と言うのは、基本的に働く意思を持って、それでも働けない人に対して通用する言葉。そしてそれは、現状働いている人に対しては、「何それ?!」と言う様な、意味が無いような、台詞。使うなら、働きたいのに働けない病状を理解出来ない人に対して使う言葉。それ以外に使って、どんな意味があるのでしょう。働いている病者に対しては「釈迦に説法」みたいな。働けない長い期間を経て、やっと働き始めた病者にとって。下手したら、何で貴方は働けないかって、そんな事言ってるからや、、、、と逆に説教されて、、、可笑しくないとも思います。んーー、やぶへびやん。言葉って難しいですね。全てが、これが真理だと言う様なものは無いかも。まぁ、何か言葉の使い方が気に成ったもので。鈴木さんは怠け者だ、、、とは言ってません。鈴木さんは頑張って努力しようとしてるのを結構知ってます。そして、病状で苦しんでるのも少しは知ってます。ただ、何処か鈴木さんの思いの中に、他の人が働こうとしたり、働いているのを、「止めといたら」と言うか、、、、「無駄な努力をして、、、、」みたいな見方を感じられる事もしばしば有ったりします。基本は、働こうと言う努力を認めると言う事で。それを、「どうせ続かないから」とか「しんどいだけやのに」とかで、何かを言うのはどうかな?、と。どうも、、、、「怠けるのが仕事のようなもの」と言う台詞は、何処か危険で、使い方が難しい言葉だと。一理は有ると思いますけど。ただ、私は基本的に、こんな考え方はしてません。方便として、使う事も有るかもしれない台詞だと。特に、、、、うつ病の人には結構有効かもしれませんが、他の精神病ではどうでしょう?統合失調でも、働けない状況は多いですが。精神病の中には、本当に「怠け病」の様な病状を持つ事例も有ったりして。そんな人には、逆に「働け」ですね。統合失調、陽性とか、急性は、まんま「働けない」ですし。まぁ、現状私は陰性で慢性期で、「働けない」のですが。「働けない」も色々と有りますね。あ、、陰性、睡眠障害、抑鬱で現状働けませんが、どうにも「怠けるのが仕事のようなもの」とは、全然と言うか、、、何とか頑張らなくちゃ、、、、を基本に私は考えています。何処かで、諦観と言うか諦めも持っていますが。まぁ、ほぼ私がこの台詞を使う事は無いでしょう。「ちゃんと休み」とか、「無理はせんときな」とか、は使うでしょうが。まぁ、基本、私は禁句とされてる「頑張りや」を使う人だったりしますが。使っても良いと思ってるんですよね、状況に応じたら、うつ病の人に対しても。本人が一番、頑張ろうとしてる、、、、と言うのを解った上で。そして苦しんでるのも解った上で。で、やっぱり普通の人のように「頑張りや」と言われて嬉しかったりするのを知ってるから。しんどくてどうしようもないような、もがいてる時に言う台詞じゃないですけど。って、病状でね。言葉って難しいですね。同じく、もがいて、大変な状況のときに「頑張りや」って使うんですけど。病気でもがいてるのと、難局でもがいてるのと、違いますよね。何と言うのかニュアンスと言うか。まぁ、鈴木さんのコメントを私がどれだけ理解してるかも怪しいところですが。ちょっと「怠けるのが仕事」について考えてみました。世の中には、この台詞が意味を為す様な、偏見を含んだ状況とか多かったりしますよね、今でも。そして、まぁ、本当に無理なのに働かなくてはと苦しんでる病者も多かったり。働くと言うのは、精神病者にとって、困難が多いことかもしれません。それでも、作業所で働いている人達だったり、多くの人が頑張っています。もっと、健常者にも障害者が働く事の難しさを理解して欲しいですね。そして、、、その難しさを乗り越えて働こうとしてる、働いている障害者を評価して欲しいですね。何よりも、苦しい中、良く頑張って働いてますね、と、作業所も含め頑張ってる障害者にエールを送ります。それだけですね。ちょっと何処か鈴木さんに対して批判ぽく読めるかもしれませんが。「諦めんでもええんちゃう?」って、、、、そんな事も思います。これは、一時期のYukiに対しても感じたりした事です。どうやら現在、Yukiはアルバイトをしたいみたいで。応援したいです。無理はしないで、、、、そして頑張って!あれだけお姉さんのケーキ屋さんで頑張れたんだから。貴女なら、不可能じゃない。頑張れぇ!影からかも知れないけど応援してます。働こうと言う意思を敬い、その人を応援しよう!障害者には休養も大事だと、そして応援しよう!あ、鈴木さんの文筆活動も応援してますよ。ではでは。