|
テーマ:DVD映画鑑賞(14209)
カテゴリ:映画鑑賞
「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」
2013年アメリカのドキュメンタリー映画、原題も同じく"Finding Vivian Maier"です。 アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされたものの、受賞は逃し、 他の11の賞を受賞しています。 アメリカでのレーティングなし、日本はGです。
あらすじ2007年冬、シカゴに暮らすジョン・マルーフは、自宅近くの競売場でネガがたくさん 詰まった大きな箱を380ドルで競り落とします。 歴史写真として価値ある写真を期待してみたものの、ヴィヴィアン・マイヤーなる女性が 生前撮影した写真はストリートで撮影した人物写真ばかりで、期待がはずれたマルーフは その写真の箱を物置に放置してしまいます。 時間を置いて見直し、ネガをスキャンして自身のブログに載せたところ、反響が大きかった ため、驚いたマルーフは、自分以外の人が競り落としたヴィヴィアン・マイヤーの遺品を買 い取り、収集します。 それは、700枚の未現像のフィルム、10万枚のネガばかりか、老女マイヤーが生前着用してい た服まで。 マルーフは、マイヤーが撮影した未現像のネガを自腹で現像し、シカゴで展示会を開くと、 展示会場の最高入場者数を記録するほどの大盛況でした。 プロの写真家にマイヤーの作品を見てもらうと、概ね好評で、15万枚もの写真を撮りながら なぜ公表しなかったのかとマルーフの疑問は大きくなるばかり。 マルーフは、マイヤーの人生に関わった人を訪ね歩いて証言を集め、マイヤーの生き様を 追い始め…。
私の感想ヴィヴィアン・マイヤーなる素人の写真家が撮った人物写真は確かに面白いところはある かもしれませんが、私は特に興味を引かれませんでした。 見ず知らずの他人を街中でいきなり撮るのですからそれなりに気を使ったり、被写体に気分を 悪くされて当然でしょうが、マイヤーはとくにそんな気遣いはしていなかったようですね。 マルーフは、時間とお金を掛けて、マイヤーの作品にスポットライトを当てていったばかりか、 マイヤーの人生をも辿り、記録映画(本作)まで作ってます。( ̄∇ ̄;) マイヤーの人生を知れば知るほど、闇の部分も明らかになってしまいましたね。 やはり相当風変わりな人だったんだな。(・m・ ) ☆☆☆ 以前ご紹介したイスラエル報道カメラマンのジブ・コーレンを追ったドキュメンタリー映画 「1000の言葉よりも 報道写真家/ジブ・コーレン」は、見ごたえありました。 併せてどうぞ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画鑑賞] カテゴリの最新記事
|