Naughty Tots!

「10　クローバーフィールド・レーン」

2016年アメリカ映画、原題も同じく"10 Cloverfield Lane"です。

2008年制作の「クローバーフィールド/HAKAISHA」と名前がかぶってますが、続編では

ありません。(制作にどちらもJ・J・エイブラムスが名を連ねてますが。)

受賞はありません。

アメリカでPG-13指定、日本ではGです。

10 クローバーフィールド・レーン ブルーレイ+DVDセット【Blu-ray】 [ ジョン・グッドマン ]

あらすじ

新品北米版Blu-ray！【10 クローバーフィールド・レーン】 10 Cloverfield Lane [Blu-ray/DVD]！

婚約者ベン(声：ブラッドリー・クーパー)に別れを告げることなく急いで荷造りし

車を走らせて続けたミシェル(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)は、夜辺鄙な

ガソリンスタンドで給油し運転を続けます。

ベンから着信があり、ミシェルは話しませんが、ベンの話は黙って聞いていて、途中

で電話を切ります。またベンから着信があり、それに気を取られてよそ見をしたミシ

ェルの車はいきなり追突され、車は激しく回転しながら飛ばされてしまいます。

ミシェルが意識を取り戻すと、下着姿で点滴をされ、右足と右腕は手錠で拘束され窓

のないブロック塀の地下室らしいところに閉じ込められておりました。

拘束具ははずせない、点滴針を抜いて点滴の棒で手繰り寄せたスマホは圏外で通じません。

まもなく、その部屋に太った男性ハワード(ジョン・グッドマン)が入って来て、救ってあげ

たといい、食事と松葉づえ、手錠を外す道具を置いて行きます。

ミシェルは松葉づえの先を削って武器を作り、ハワードが戻ってきたら襲って逃げようと

待ちかまえますが、なかなかやっては来ません。

火をつけたものをダクトに入れてハワードを待ち伏せたミシェルでしたが、すぐに取り

押さえられ、鎮静剤を打たれてしまいます。

ハワードはここはレイクチャールズから65キロの農場で、世界は化学兵器で攻撃を受け

全てが汚染された、他に生きている人などいないんだと言います。

気付くとドアが開いていたため出てみたミシェルは、食料を貯蔵した廊下の片隅で寝て

いた片腕を骨折した髭面の青年エメット(ジョン・ギャラガー・Jr)に出くわします。

エメットはハワードのシェルターを作った本人であり、今回の攻撃で慌てて入れてほし

いとやってきたのだと言います。

「攻撃」とは一体何のことだか理解に苦しみハワードの話を訝しがるミシェルを、シェ

ルター出入り口際まで連れて行き、外で死んでいる飼い豚の死骸を見せるハワード。

その時目にした血のついたハワードのトラックは、追突事故直前にミシェルがバックミ

ラーで見た車の色と同じでした。

帰宅を急ぐあまり、すれ違いざまにミシェルの車と衝突したと説明したハワードの話に

疑念を隠せないミシェル。

しかし短気なハワードを怒らせてはいけないと理解したミシェルは、何も言いません。

全ての鍵はハワードの腰元に付けられていることを知ったミシェルは、夕食時に隙をみ

てハワードの鍵をくすね取り、ダッシュで出入り口へと走ります。

二重扉の一つを開け、もうひとつの扉の前に来たところ、外に有毒ガスを全身に浴びて

ただれた年配女性が鬼のような形相で立って待ち構え「中に入れろ」とわめきドアを激

しくたたきます。　たじろぐミシェル。

結局ミシェルは外に出るのを諦め、中に戻ってきます。

ハワードは、ミシェルにシャワーを浴びていいと勧め、娘ミーガンのTシャツを貸します。

ミシェルはハワードの額の傷を縫い、ハワードは事故や娘のことをミシェルに話します。

3人で昔の映画を見、ボードゲームやジグソーパズルに興じ、3人での生活に慣れ始めた

頃、地上からヘリのような音が聞こえてきて…。

【映画ポスター】10 クローバーフィールド・レーン (10 Cloverfield Lane) /両面

私の感想

主演のメアリー・エリザベス・ウィンステッドといえば、「ダイ・ハード4.0」で戦う

娘ルーシー役を好演していたイメージが強いんですが、この女優がホラー映画での出演

が多く、「スクリーム・クイーン」と呼ばれているのだとか。('ε')

シリーズ5作目「ダイ・ハード　ラスト・デイ」にもちょこっと出てましたね。

本作でも果敢に戦う女主人公役を自然な演技で熱演していましたよ。　w(゜o゜)w

本作の主人公は、追突され気がつけば見知らぬ男たちとシェルターの中に監禁されており、

外は人類全滅の危機にあるという、2重の危機に置かれています。

いくら外は危ないんだよと言われても、自分の目と耳で確かめない限りは信じないミシェ

ルです。

そして自ら頼んで入れてもらったわけではないミシェルにとって、シェルター内で支配者

としてふるまうハワードの言動をよく観察しており、一か八かの大勝負をも厭わない勇気

ある女性でした。(*゜▽゜ノノ゛☆

後先構わずぶち壊して逃げるのは流石です。(一応誉めてるつもりです。)

そこがアメリカ人女性ならではなんだろうなと思いました。

他の国の女性ならまた展開は違っていたか、決断に時間がかかり過ぎてしまったのでは？

(￣∇￣;)


☆☆☆☆

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