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テーマ:DVD映画鑑賞(14212)
カテゴリ:映画鑑賞
「ダーケスト・マインド」
2018年アメリカ映画、原題は"The Darkest Minds"です。 原作は、ニューヨークタイムズ紙ベストセラー本シリーズ1位になったという、 アレクサンドラ・ブロッケンの同名小説です。 人気スリラードラマ「ストレンジャー・シングス」のスタッフが作った作品 なんだそうです。 アメリカでPG-13指定、日本でのレーディングは不明(劇場公開なし)です。 あらすじアメリカ、バージニア州セーラム。 それは、小学校のランチルームで食事中だったルビー・デイリー(リディア・ジュ ウェット)の女子同級生グレイスが急に倒れてそのまま死んだことから始まり、1 カ月間でクラスの半数が死亡してしまいます。 突如全米で流行し始めた感染症、突発型思春期過敏神経変性(I.A.A.N.)により、 全米の約9割の子供が死亡してしまう事態になります。 そして生き残った子供たちは特殊能力を発揮するようになり、目の色に現れるその 能力より危険視されるようになります。 ルビーに特段変化は見られず10歳の誕生日に父から大好きな「ぐでたま」のキーホル ダーをもらい、喜び眠りにつきます。 その夜、夜中に目が覚めたルビーはベッドを抜け出し、両親のベッドに潜り込もうと 母を何気に触ったところ、何か異変が母に伝わったのがわかり、びっくりしてルビーは 自分の部屋に戻ります。 翌朝、両親はルビーを実子と思わなくなり、通報されたルビーは収容所に収監され てしまいます。 収容所で医師の検査を受けさせられたルビーは大人たちが赤とオレンジを危険視し、 抹殺対象としていること、そして自分はオレンジであることを察知します。 薬物で抹殺しようとしていた医師にマインドコントロールで自分は危険度の低いグ リーンだと思わせ危機を乗り越えます。 収容所で唯一のオレンジであったルビー(アマンドラ・ステンバーグ)が耐え忍び成長 した6年後、いつものようにくつひも通し作業に従事していたところ、マクナマス大尉 (ウェイド・ウィリアムズ)に知能が高いカラーにしてはお前は動作が鈍過ぎると因縁を つけられ、再検査でオレンジであったことがついに発覚してしまいます。 そこにやってきた医師として潜入していたケイト・ベグビー(マンディ・ムーア)に、 殺される前に逃がしてあげるとルビーに告げ、一緒に収容所から脱出します。 ケイトは、子供を危険視する政府と戦う組織チルドレン・リーグの一員で、ルビーを 保護したいと言い、仲間のロブ・メドウズ(マーク・オブライエン)と合流します。 ロブに触れたルビーはロブの未来が読めて、自分に危害を与える人物とすぐに悟り、 着替えてくるといって逃げ出します。 荒らされ廃屋のようになったドライブインの店内で物色中だったアジア系の小さな 少女スズメ(ミヤ・チェフ)を見かけたルビーは後を追い、連れでバンの中で待って いた2人の少年リーアム・スチュワート(ハリス・ディッキンソン)とチャブス(スカ イラン・ブルックス)とも出会います。 追いかけてきたケイトとロブを振り切ろうと、ルビーを乗せたままバンは発進しますが さらにスポーツカーに乗った賞金稼ぎレディ・ジェーン(グウェンドリン・クリスティ) まで現れ、子供たちを生け捕りにしようと襲ってきます。 リーアムは物を自由に動かせる能力を活かし、大人たちを撃退し…。 私の感想期待はまったくしてなかったんですけど、おもしろくて感心しました。 目の色で超能力が判別できるというのは新しい趣向ですね。 両親との別離、抹殺の危機も自分で乗り切り、信頼できない大人からは逃げ、 新しい仲間との出会いで家族のような絆を作ったり、恋心も抱く、まさに ティーンエイジャーが共感しそうな映画でしたが、大人も十分楽しめました。 CGも主人公たちの演技も自然で素晴らしく、是非とも続編を見てみたいと 思える作品でした。 ただし、これまでにもそういう作品はいくらでもあったけど、続編が作られ ないままのものはいくらでもありましたね。 「アイ・アム・ナンバー4」しかり「ジョン・カーター」しかり。 やはり興行収入が稼げるかいなかってことでしょうか。 最初からシリーズ化が決定していない作品の場合、劇場公開で意外に稼げたら、 急遽続編を作ることになるかもしれないが、そうでなければそれまで。 そもそも1作ぽっきり、続編はおまけと考えれば割りきれますか。( ̄~ ̄;) 忘れたころに続編が作られても、キャストや制作陣が変わると全く違った代物に なり、オリジナルの味わいを期待した観客にしてみれば期待外れになってしまう けど。 ティモシー・オリファント主演の「ヒットマン」はルパート・フレンド主演の 「ヒットマン:エージェント47」になったけど、続編ではないよく分からん別物 になりましたっけ。なぜティモシー・オリファントとオルガ・キュリレンコのコンビで 作れなかったんでしょうねえ。 本作、劇中でてくる「グテタマ」はサンリオ・キャラクターの「ぐてたま」で、びっくり です。世界で人気なのは、ハローキティだけではなかったのか。('ε') (同じようなものが見つけられなかったので、おもしろいものを載せてみました。) 主演のアマンドラ・ステンバーグを見たのは本作が私は初めてだったと思ったのですが、 「コロンビアーナ」に子役で出ていたと言うから、見た事あったわけですね。 「コロンビアーナ」もゾーイ・サルダナが主演したアクション映画で、続編はない ですね。 最近DVDリリースされたアマンドラ・ステンバーグ主演作「ヘイト・ユー・ギブ」も 近いうちに見て載せたいとは思っています(でもどうなるかな)。( ̄∇ ̄;) ☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.08 12:00:53
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