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テーマ:DVD映画鑑賞(14212)
カテゴリ:映画鑑賞
「スカイライン 奪還」
2017年イギリス&中国&カナダ&インドネシア&シンガポール& アメリカ映画、原題は"Beyond Skyline"です。 2010年制作の「スカイライン 征服」の続編です。 受賞はありません。 アメリカでR指定、日本ではR-15+指定です。 あらすじロス市警前に車を停め、酒を一口あおり中に入っていく停職中の警官マーク (フランク・グリロ)。 喧嘩で捕まった息子トレント(ジョニー・ウェストン)を迎えに来たマークは 車がエンストで動かないため、地下鉄に乗って帰ることにした2人。 母ローズを亡くした後、ぎくしゃくする父子。 次の駅に着く直前に大きな衝撃と共に電車が止まります。 無線応答がないと女性運転手オードリー(ボヤナ・ノバコヴィッチ)から聞いた マークは、少ない乗客とオードリー、トレントを促し、歩いて線路を辿り、 次の駅に辿りつきます。 なぜか駅にはひと気がなく、不気味な青い光がする外と聞こえてくる悲鳴に、 地上にあがってはいけないとマークは感じます。 外に出ようとした女性を止めようと自ら光をみて目元がゾンビのように干から びて光に吸い寄せられようとするトレントを力づくで止めたマーク。 地上では盲目の老人サージ(アントニオ・ファーガス)が周辺の人間が悲鳴と共 に宇宙船に吸い上げられていく気配を感じて怯えます。 サージは青い光が見えないため吸い上げられることはありません。 マークの同僚ガルシア(ジェイコブ・バルガス)と女性巡査ジョンソン(ベティ・ガ ブリエル)が合流し、米軍と無線が通じて「マリーナのH埠頭まで避難して来い」 と言われます。 宇宙船を攻撃する米軍戦闘機が反対に撃墜されその爆風で地下鉄駅がやられ、 埠頭近辺まで来たところで現れた大きな宇宙人に阻止され、ついに巨大宇宙船に吸い 込まれてしまったマークら。 ヘドロのような中に折り重なって気を失っている人間たち。 マークは意識を取り戻し、トレントやオードリーを探す中、青い目ではなく赤い 目をした宇宙人ロボットに危ないところを救われます。 赤い目のロボットは元人間ジャロッドだと伝えて来て、マークをエレイン(サマン サ・ジーン)という身重の女性の出産を手伝わさせます。 エレインは産後すぐに亡くなってしまいますが、マークは生まれた赤ちゃんを守る から自分の息子トレントを探してくれとジャロッドに頼み…。 私の感想前日に引き続いて「スカイライン」シリーズのレビューをお届けしています。 (・m・ ) 本作には「ザ・レイド」シリーズで有名となったインドネシアのアクション 俳優イコ・ウワイスとその師匠的存在?ヤヤン・ルファインが出ているということで そもそも見る気になったんですが、なかなか出て来ないっ!! どこかで見覚えのある(でもどこでみたか思いだせない)フランク・グリロとその 息子、そして偶然地下鉄で居合わせて一緒に避難することになったオードリーらが 正体不明の宇宙人から逃れるべく協力して立ち向かっていくシーンが相当続きます。 そして、ついに飲み込まれてしまった宇宙船の中で、まるでスーパーの鮮魚コーナーで 捌かれる魚のように人間が処理されていく様があり、ドロドロのヘドロの中で意識を 取り戻してマークらがお互いを助けようと奮闘、そして前作で出てきた(目の色が皆青) 宇宙人にされたけど人間の記憶を忘れていない不良品(目の色が赤)のジャロッドと出く わし、いつのまにやらお腹が大きくされて産気づいた(確か前作では妊娠2、3カ月ぐら いで妊娠検査薬でわかったばかりだったはず)エレインの出産を手伝い、エレイン本人は 出産後すぐに死んだので、救えなかったけど生まれた赤ちゃんは必ず守ってみせると約 束したマークは、オードリーとサージ、赤ちゃんと共にラオスのジャングルに不時着した 宇宙船から脱出に成功。そこで出会った(ようやく登場!)のが、武装した麻薬密造業者の 若きリーダー、スア(イコ・ウワイス)と妹カンニャ(パメリン・チー)。 宇宙船内に取り込まれて宇宙人が人間を収穫する目的やらがわかったマークらは、対抗手 段も敵の生態も何もわからないまま無防備に逃げまどおうかとして自滅していった1作目 の主人公らとは一味もふた味も違います。 でも、話の展開から推測するに1作目と2作目にあまり時間の経過はなく、時間を置いて エイリアンが再襲してきたのではなく、同時期のロサンゼルスでの可能性があると思い ました。 1作目は同じマンションに3日間留まってエイリアンと対峙して主人公2人が捕まったわけ ですが、2作目は同時期ロサンゼルス市内の別の場所で襲撃に遭遇した主人公らが同じく 港を目指して…という感じでしょうか。 監督が替わり、キャストも全員替わって7年ぶりに1作目の続きを作ったという印象を 受けました。 武道家キャストが出ているからか戦闘シーンがリアルでパワーアップしています。 成す術がなくやられる感はありませんので、イライラ感はありませんでした。 グロさはありますので、完全に大人向けの作品です。 久々に見るイコ・ウワイスが生き生きと動いていたのが嬉しかったです。 でも、ラオスの山奥の遺跡に隠れ暮らすインドネシア語を話す一団やそれを取り締 まろうとする警察がいるという違和感は置いておきましょう。( ̄∇ ̄;) ☆☆☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.22 16:11:26
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