トヨタ自動車研究~自動車業界~
【特色】自動車販売世界2位。国内登録車シェア4割強。余資豊富で好財務。海外に怒濤の展開【連結事業】自動車92(10)、金融4(20)、他4(2)【海外】67(2004.3)【本社所在地】〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1【設立年月日】1937年8月28日【代表者名】張 富士夫【売上高】 17,294,760百万円(04年度)【営業利益】 1,666,890百万円【経常利益】 1,765,793百万円【当期利益】 1,162,098百万円【従業員数(単独)】64,408人【従業員数(連結)】269,310人【平均年齢】36.9歳【平均年収】8,220千円出所:四季報 東洋経済新報社おまけ:04年度冬季ボーナスは1,090,000円<概要>日本の製造業を代表する企業であるトヨタ。01年度に営業利益・経常利益ともに1兆円を達成し、その後も過去最高益を更新。トヨタのキーワードである「カイゼン」を続け、世界の頂点を狙っている。無借金経営。<今年の展開>現在ニュースで話題となっているのは、トヨタのメイン事業である自動車とは異なり、住宅である。ミサワホームホールディングスが再生機構へ支援を要請して以来、何かとトヨタの動きが注目されていたが、ここにきて(1月12日現在)資本・業務提携という形で落ち着いたようだ。トヨタは第三者と共同でミサワの議決権株式の33.4%を目処として取得。今後は両者で住宅の開発、生産、販売等に関して互いに良い結果をもたらすよう、シナジー効果の追求に向けて動きだす。一方、自動車事業ではどんな動きがあるのか。国内の動きの目玉としては北米で大成功のブランド「レクサス」を日本でもいよいよ展開することだろう。これによってトヨタの発売する自動車のブランドで移行がある。「レクサス」は高級ブランドとして展開するため、店舗の外装・内装、接客なども超一流。ショールームをTVで見たが、TVごしでもその高級感は伝わってきた。最近は高級車の売行きも回復傾向にあり、今年の「レクサス」展開は注目だ。では海外戦略はどうか。トヨタが現在力を入れているのが中国事業。中国最大手の自動車メーカーである第一汽車とのエンジン生産合弁会社を作り、生産を増強。米・欧州とも販売好調。世界1位が完全に視野に入ってきている。主な評価by日経調査人気企業ランキング:3位(2004年度)働きやすい会社ランキング:16位優良企業ランキング:8位「優れた会社」ランキング:7位環境経営度ランキング:8位就職情報サイト掲載内容リクナビ毎日就職ナビ 日経就職ナビ 管理人マツの目個人的な評価は客観的評価と同じく超優良企業。サスガ!!今後も日本を代表する企業であるとともに世界1位を目指して頑張って欲しい。そんなトヨタは最近は人手不足で困っているとか。トヨタの強さと言えば品質の良さ。それを支えているのが技術者なわけ。その優秀な技術者不足なんだそうだ。海外で製品を作る際、そこで仕事をするのは現地の方々。その人達に対して指導する立場の人が不足していて、品質を保つのが厳しくなってるんだって。そういったところにいち早く気がつき、その部分を「カイゼン」していく。トヨタの強さを感じますな。経営面が優れていることはもちろんだけど、最近は車作りも良くなっていると思う。個人的にはトヨタ車は好きでもなければキライでもないっていう印象を持ってた。昔から言われてた80点主義っていうのにスゴクうなずけた。でも最近はちょっと印象が違う。実は結構良いじゃん!方向に変わってきた。でもデザイン面ではもうちょい頑張って欲しいな。