カテゴリ:レース事前情報
明日は早くも次節のレース前検日です。
次節は、今年創設されて初開催となるボートレースバトルチャンピオン。略してBBC。 初めてのシリーズということで、今回は、その仕組みを予習することをメインにしたいと思います。 BBCはトーナメント方式のシリーズになります。 トーナメント方式と言えば、3年前から開催されている、ボートーレースバトルトーナメントを思い出します。(略してBBT。公式にはそんな略し方はしていません。) BBTとの違いを中心にBBCがどんなレース構成になっているのかを知ることにします。 1.開催日数 BBCは4日間開催。BBTは3日間開催。1日違います。 BBTは、初日が1回戦(トーナメント)、2日目がセミファイナル(準優勝戦)、3日目がファイナル(優勝戦)となっています。 BBCは、初日が1回戦、2日目が準々決勝戦、3日目が準決勝戦、4日目が決勝戦となっています。 2.レース数の違い 開催日数が違うので当然なのですが、トーナメントの対象となるレース数も違います。 ですが、初日のレース数は同じで、5R~12Rの8レースがトーナメントの対象となります。 <BBC> 2日目 9R~12Rの4レース 準々決勝戦 3日目 11~12Rの2レース 準決勝戦 最終日 12Rの1レース 決勝戦 <BBT> 2日目 9R~12Rの4レース セミファイナル 5~8Rの4レース 復活戦 最終日 12Rの1レース ファイナル 初日と最終日は同じなのですが、間が違います。 3.復活戦の有無 BBTには敗者復活戦があります。2日目の5R~8Rの4レースです。初日にセミファイナルに進めなかった選手でファイナルの1枠を懸けてレースします。 復活戦があることで、2日目の対象レース数が4レース+4レースになり、5R以降のレースがトーナメントの対象という形を維持しています。 BBCにはその仕組みがありません。トーナメントから脱落するともうチャンスはありません。 BBTの復活戦に代わるものとして、トーナメント選抜進出バトル戦というものが用意されています。 2日目に5R~8Rの4レース、3日目に5R~10Rの6レースが対象になります。この10レース分の成績で、最終日の9Rトーナメント選抜B戦、10Rトーナメント選抜A戦に出場できるようです。しかし選抜基準は良くわかりません。たぶん得点率上位なんだと思います。また2日目に準々決勝で脱落した選手も選抜進出バトル回りになるんだと思いますが、得点のアドバンテージが有るのか無いのかもわかりません。いまのところ選抜進出バトルは仕組みがよくわかりません。 また、準決勝で敗れた選手(6名)は最終日11Rの特別選抜戦に出場することになります。 とにかく、BBCも2日目と3日目も初日同様5R以降が賞典系レースになるようにはなるようになっています。 4.枠番抽選 BBTがほぼ枠番抽選されるのに対して、BBCは枠番抽選はあまりないです。 BBTはファイナルの5号艇と6号艇だけが選出条件が決められていますが、それ以外は全て枠番が抽選で決まります。 BBCは1回戦の3~6号艇が抽選になるのと、決勝戦の全枠が抽選になるだけです。 準々決勝も準決勝も前日のトーナメントの成績で枠が決まるようになっています。しかも1回戦の1号艇と2号艇は選出順位によって振り分けられるので、選出1位の選手は準々決勝も準決勝も1号艇になる確率が高いと言えます。今回の選出1位は吉川元浩選手です。 ざっくりとこんな感じでしょうか。 いろんな情報を確認しましたが、一番わかりやすかったのは、オフィシャルサイトの「BBCトーナメント勝ち上がり方式」というページだったので、そちらのリンクを貼っておきます ![]() あとは簡単にいつもの公式のレース展望を確認です。 今回は特設サイトのレース展望から。 『 まずは今年のSGとPG1を制した選手から優勝者を探りたい。その筆頭は、今年もSG連覇(メモリアル、ダービー)を成し遂げた毒島誠(群馬)だ。ダービー優勝で賞金ランクトップに浮上し、グランプリのトライアル2ndステージ1号艇が決定的に。BBC初代覇者に一番近いのは間違いない。 吉川元浩(兵庫)も今年SG連覇(クラシック、オールスター)を飾ったひとり。賞金的に余裕ができた6月以降はやや停滞するが、年末決戦を前にリズムアップを図る。 グランドチャンピオンでSG初戴冠の柳沢一(愛知)、オーシャンカップ優勝で完全復活を遂げた瓜生正義(福岡)、さらにはSG初出場のオールスターでドリーム戦に選出され、レディースチャンピオンでは優勝した大山千広(福岡)も今年の顔と言える。ボートレース甲子園を制した今垣光太郎(福井)は、今年新設されたグレードレースの初代チャンピオン連覇を狙える唯一の存在だ。ヤングダービー優勝の永井彪也(東京)も勢いがある。 当地実績では、前述の瓜生と今垣にSG優勝歴があるが、グランプリ覇者の茅原悠紀(岡山)、SGもG1も優勝歴を持つ今村豊(山口)と濱野谷憲吾(東京)らも優勝候補に挙がる。11月末の平和島は向かい風が吹くことが多く、「まくり水面」の真骨頂と言える。その点では、スピード戦で圧倒する桐生順平(埼玉)、爆発力ある井口佳典(三重)、篠崎元志(福岡)が脅威に。攻め姿勢を貫く大上卓人(広島)も大会を面白くする存在だ。』 ちゃんと茅原選手の名前が出てました。 特設サイトへのリンクは↓こちら。 ![]() 公式パンフレットには今回はレース展望的な内容が無かったので、リンクだけ貼っておきます。 ![]() 今回はドリーム戦も無いですしこの程度にしたいと思います。 なお、茅原選手は選出順位25位になっているので、初日の5Rの3号艇~6号艇のどれかに抽選できまると思います。(選出順位が間違っていなければ…) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.26 20:01:21
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