児島一般戦が終わりましたので賞金ランキングの確認です。
一般戦とはいえ優勝しましたから、状況が良くなっていることに期待です。
賞金額 8295万円(前回 8155万円)
順 位 4位(前回 4位)
<参考>
6位 7867万円(前回 7867万円)
18位 5187万円(前回 5074万円)
まずは賞金ランキング4位をキープ出来ていてひと安心。
しかし、優勝しても賞金の上乗せが140万円しかないというのは寂しいものです。
これではランキング上下との関係は余り良くなっていないかもしれません。
ということで、賞金ランキング上位の金額も確認しておきます。
まず差が余りない5位の羽野選手との賞金額の差は縮まってしまっています。前回確認したときは155万円以上の差があったんですけどね。
羽野選手は今は一般戦のみの参戦なので差が広くと思っていましたが逆の結果に。
これについては、前回確認したときは三国周年終わった直後の賞金額で確認していましたが、その翌日から羽野選手が出場した若松一般戦で優勝したためですね。しかもその優勝の時点では抜かれて茅原選手のランキングは5位となっていました。
ですから今回のランキングについては4位をキープしたというより4位に再浮上したという表現の方がわかりやすいかと思います。(比較するタイミングで表現が変わります。)昨日茅原選手が優勝していなかったら、再浮上は出来ていなかったんですよね。よくぞ優勝してくれました。
しかし、羽野選手の優勝も一般戦。茅原選手の優勝も一般戦。なのにこんなにも差が縮まるのは何故でしょうか。
それは、開催日数と賞金額の差ですね。
羽野選手が優勝したのは若松での6日間シリーズ。対する茅原選手は4日間シリーズ。出走数にして11走と7走。4走違えば着にもよりますが40万円ぐらいは差が出来ます。
次に賞金額の差です。わかりやすいところでいえば優勝賞金。羽野選手の優勝賞金99万円に対して茅原選手は77万円。これだけでも20万円以上の差。しかし差があるのは優勝賞金だけではありません。全ての賞金に差が有り、例えば予選・一般戦の1着の賞金は、羽野選手の方は10.7万円に対して茅原選手の方は8.6万円です。この2万円ほどの差も5走すれば10万円の差になります。
なぜ同じ一般戦なのに賞金額が違うかといえば、羽野選手の出場したのは若松、茅原選手が出場したのが児島だから。
若松は2号賞金場、児島は1号賞金場となっています。
この話は以前も書いたような気がしますが、一日の売上平均が3億9000万円より多いと2号賞金場、少ないと1号賞金場に分類され、1号賞金場の賞金は低く設定されています。児島も昨年までは2号賞金場でしたが、今年は一日の平均売上条件額が3億5000万円から4000万円増額されたことで1号賞金場になっています。
ですから、ただでさえ賞金額が低い場でのレースなのに、さらに出走回数が少ないということで、同じ一般戦での優勝でも児島のショートシリーズを走った茅原選手の賞金額は少なくなってしまうということです。
ちなみに若松と児島では他にも差が出る要因があり、ナイター場の若松で走るとナイター手当も貰えるので更に差が広がってしまったりもします。
ということで、現時点では羽野選手と接戦を繰り広げています。
この後ダービーに羽野選手も茅原選手も出場するので、それまでの出場予定を比較すると、茅原選手はG1に2節出場、羽野選手は一般戦に3節出場となっています。
羽野選手は一般戦とはいえ3節も出場するので結果によっては羽野選手の方が賞金を稼ぐ可能性もありそうですが、6日開催のシリーズは1節のみ。あとはファン感謝3daysと4日間のショート開催なので、実質2節分の出走となりますから、G1を2節走る茅原選手の方が賞金は稼げる予定です。(但し、羽野選手が3節とも優勝してしまうとその限りではありません。)
とはいえ、僅差で賞金上積み額が勝っても面白くありません。G1なのでドーンと稼ぐことも出来るわけですから、ダービーまでに賞金額の差を大きく広げておきたいですね。
池田選手はF休み中のため賞金額に変動無しということで、そことの差は確実に広げることが出来ています。
あと朗報としては、人の不幸を喜ぶようで申し訳ないのですが、今日の唐津周年で現在3位の石野選手がフライングを切ってしまいチャレカに出場出来なくなりました。
よって、石野選手を抜くチャンスが広がったという状況の変動もありました。