今年3度目のSGとなるグラチャンが明日から開幕ということで、今日は前検が行われています。
その結果を確認していきたいと思います。
モーター 38号機
2連対率 32.6% 32番目
ボート 60号艇
2連対率 38.8% 18番目
前検タイム
6.92 30番目
長い休みが終わって、モーター抽選運も変わるかと期待していましたが、変わらずでした。
2連対率高いモーターは引けず。
それでも、30%は超えているのでまずまずでしょうか。そもそも尼崎のモーターはまだ使用開始してから4、5節程度しか使っておらず、相場も固まっていない可能性もあるので、2連対率だけで語るのはやめておきましょう。
ということで、履歴を確認したいと思います。
モーター38号機はこれまでに5節で使用。
成績は優出1回、優勝1回となっています。使用回数、2連対率を考えると優勝1回というのはかなり心強い成績といえます。
使用した選手の級別は次の通り。
A1級 2回 小池公生、藤岡俊介
A2級 1回
B1級 1回
B2級 1回
A級選手の使用の方が多く、A1選手が2回使用していることを考えると、乗り手に恵まれている感じがします。それでもB2選手が使用しているのでプラマイ0と考えてもいいのかなと思ったりもするので、特に乗り手に偏りがあるとまでは言えないかなと思います。
優勝したのは、藤岡選手。そこは想像通りの結果だと思います。一般戦ではありますが、予選トップからの優勝ということで、盤石のレースをしていたようですから、やはり心強い結果ではあります。
そして何より、前節の出来事ということで、前節優勝モーターを手にしたと考えると、少しテンションも上がるってものです。
使用開始間が無いので、部品交換もしていませんね。
しかし、アクシデントはあって、モーター使用開始1レース目で落水となっています。引き波に突っ込んだ反動で選手が放り出されて落水になっていたので、ボートはひっくり返っておらず、モーターが水を吸ったりはしていないように見えましたが、救助艇に曳航されるときにひっくり返していたかもしれないので、水に浸かっていたかもしれません。
それでも、その後に部品交換はしていませんから、影響はなかったものと思います。
タイム的なところでは、レースタイムは速いモーターに比べると2秒も遅いので良くないと思いますが、展示タイム順位に関しては2.8と良い部類かなと思わせるものとなっています。
ということで、38号機に関しては優勝1回という実績に期待をかけるしかなさそうです(笑)
それ以外は特に注目するポイントはありませんが、直前に優勝していることで近況好調なのではないかという妄想は出来ますし、使用回数が少ないので、これから本領発揮してくれるかもしれないという希望的観測も出来なくはないので、どんなレースが出来るのか、見守っていきたいと思います。
さて、前検後の茅原選手のコメントを確認しておきます。
「特訓の感じは普通だと思います」ということです。
ドリーム戦出場選手インタビュー(前日分)でも、「凄く普通です」と言いきっていましたね。
それでこの後どう調整するかについては、「前節優勝している藤岡さんの調整を尊重」と言っていますので、とりあえずは大きなことをしないでレースに臨むようです。今日の前検も何もせずに乗っていたようですから、普通とはいえ、レースが出来ないような気配ではなさそうですから、慌てることはないということでしょう。