同じ文章はもう一度書けない・・。文字化けして何も表示できなかった(涙)少しずつ思い出して再度書いてみよう。今から10年前、私は阪神大震災前の神戸三宮にいた。15日から現地に入って、リゾート会社時代の先輩や学生時代の先輩に会いに行っていた。15日の夜に二軒の店でボトルを入れ、16日の夜も夕方から飲んだくれていた。せっかく来た神戸、一泊では惜しいと思い。会社の上司に電話を入れる。「○○さんですか?明日のミーティング休みたいんですが・・。」、「明日は、絶対に来い。本社から本部長が来るから。」、「え、マジですか・・。じゃあ、仕方ない。」、「最終の新幹線に乗って必ず帰ってこいよ。」私は、しぶしぶ新幹線に乗った。翌朝、寝ぼけ眼でテレビをつけると、関西で地震があったというニュースが流れていた。私は、シャワーを浴びて、会社に向かった。8時頃会社に着くと既にマネージャーは来ていた。「おはようございます。本部長が来るって言うんで昨日の最終で帰ってきましたよ。」、ぶつぶつ文句を言いながら話しかける私に上司は、「お前、運がいいよ。テレビみたか?あのまま三宮にいたら死んでいたかもしれないぞ!!」、「え、死んでいた?また、大げさな・・。」、「大げさでもなんでもないよ。今日予定していた本部長会議は中止で急遽神戸支社の救援対策で皆大慌てだよ。」、「・・・。何の為に帰ってきたんだ・・。自分が命拾いする為か・・。」あのまま、後一泊して飲んだくれていたら瓦礫の下敷きだったかもしれない。この時ばかりは、本部長様様だった。私は、世界中を放浪して80ヶ国以上廻った来たが一度も危険な目にあったことがない。元来、臆病な性格だからかもしれないが駅のホームや、トラックの荷台、飛行場などで寝袋一つでねたりしているのだから危険な目にあってもおかしくはない。私とは、逆に次々に不幸に襲われる人もいる。そんな一人が、私がパリからマドリッド行きの夜行電車に乗った時であった一人の日本人男性だ。彼は、親友の連帯保証人になり多額の借金を背負った。(彼の家が資産家だったので親が借金は清算してくれたが・。)気分一新、ヨーロッパ一人旅に着たばかりであった。同じ日本人、夜な夜な酒を酌み交わしそれぞれの部屋に戻った。朝方、私が目を覚ますと車内は大騒ぎ。寝台料金がない私は、普通車両の網棚に寝ていたが、寝台車に寝ていた旅行者の荷物が全て盗まれていたのである。そう、彼も被害者の一人。悪い事は重なる、日本と違いスペインの電車はよくストライキを行なう。車内で乗客が物を盗まれようがストライキ。せめてパスポートだけでも再発行してもらわないと旅を続けられない彼をマドリッドの日本大使館まで連れて行かないと・・。(最初に書いて文章と大分変わってしまった)
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幸喜3319
表の世界と裏の世界の狭間を日常にするヘッドハンターという人種の日々起こる出来事をあなたにも、ほんの少しお知らせします。
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