この海外放浪記も最終章の情熱大陸「南米編」について書いてみよう。私が世界中を旅して一番生きている事を実感したのが南米での旅である。生きるか死ぬか、そんな感覚で暮らすのは、のんびりリゾートで暮らすのとはまた別の生き方である。以前、東ヨーロッパを旅した時、物価が安くても物がない国が多かった経験からすれば南米は大概の国で豊富な食材に恵まれている。私が主に滞在した国は、ブラジル・アルゼンチン・コロンビアだ。ブラジルは、なんと言ってもリオのカーニバルやアマゾン川など私が子供の頃から憧れていた国である。昔、日本人が大量に移民して大変苦労した人達がいる国でもあるが、正直わたしの世代ではそんな大変な時代の感覚はない。開放的で、今を生きる国、それがブラジルである。私が、最初に向かった先は、リオデジャネイロ。私が訪れた時は、カーニバルの時期ではなかったが街の持つパワーを凄く感じた。南米のどの町でも底辺のスラム地区は必ずある。路上で寝ている子供とかも大勢いる。しかし、この国には、日本が勝手ぎらぎらしていた時代の香りが今の残っていた。私は、個人的に日本が多分好きだと思う。世界中の素敵な出会い、色んな国・民族とのふれあいで改めて自分の育った国に関心をもったといったところだろうか。しかし、人間はないものねだりなのだろうか・・成田に降り立って帰国の手続きをし、到着ロビーを歩いている瞬間にまた外の国に行きたくなる。
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Last updated
Mar 1, 2005 09:53:20 AM
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幸喜3319
表の世界と裏の世界の狭間を日常にするヘッドハンターという人種の日々起こる出来事をあなたにも、ほんの少しお知らせします。
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