ねぼけ亭

TVではあいもかわらずバスジャック事件の報道ばかりですね。

ある局では「ナイフやバスチケットは事件直前に購入されたもの」という報道がなされていましたが、結局のところ、裁判になった時に「その事実を鑑みて、事件を起こした経緯は衝動的な気分によるものであり、決して計画的でなかった」とかいう弁護団の状況が目に浮かぶようです。

「親が“死ね”と言ったから」とか、「交友関係を叱責されたから」とか、責任転嫁も甚だしい少年ですな～。

きっとこれからなされる報道も、「家庭環境が悪いから」とか「親が厳しすぎる」とか「ゲームのせい」とか次第にそういう方向へ変わっていくんだろうなぁ。

マスコミが先陣切って犯罪者を擁護しているようなものじゃないかと思うんですがね。
いや、犯罪者達をより増長させている、とか。

家庭環境が子供に及ぼす影響というのは大きいともちろん思いますが、14歳にもなっていれば社会（学校）や友人達からの影響の方がより大きいんじゃないでしょうか。
犯罪が起きる度に犯罪者の家庭環境が上げつられてますが、それなら私なんか今頃きっと死刑になっててもおかしくない犯罪を引き起こしてるだろう、という計算に･････。

何にせよ、事件を起こすか起こさないかはあくまで当人の資質がものをいうんです。

だからマスコミもいつまでも加害者擁護＆責任転嫁してないで、きちんと事実だけを報道してくれたまいよ。
まあ、虚偽や独断と偏見に満ちたネタを報道したって知らん振りしてるんだから、今の日本のマスコミにはまともな記者魂を求めたって無駄ってもんでしょうが･･･。