広辞苑 第七版
「広辞苑第七版 新村出編 岩波書店」が2018年1月12日に発売されました。今回は10年ぶりの改訂です。予約をしていたので、家に送られてきました。1万項目が追加され140ページも増えたのに、薄い紙を開発したので第六版と同じ厚さだそうです。予約特典として、三浦しをんさんの「広辞苑をつくるひと」という冊子がついており、広辞苑制作の現場の紹介がされていました。読むと広辞苑にかかわる方々の大変な努力が分かります。「しまなみ海道」など広辞苑の誤りがニュースになっていましたが、話題になることで、広辞苑を読む良い動機になると思いました。三省堂の「新明解国語辞典 第二版」も手元に置いています。昔から使っており、漢字検定の勉強などに利用していました。辞書に関する小説は2冊持っています。「船を編む 三浦しおん 光文社」は、2012年に本屋大賞を受賞しました。辞書「大渡海」の編纂を行う編集者達の大変さが伝わってきます。「”THE PROFESSOR AND THE MADMAN” , SHIMON WINCHESTER, HARPER COLLINS」は、オックスフォード英語大辞典の編纂について書かれたものです。読み始めると、いきなりロンドンの労働者が男に殺される事件が書いてあり、なぜ殺人事件が大辞典編集と関係しているのか分からないまま読み進み、途中でやっと理由が分かりました。「相原コージ編 コージ苑 第一版、第二版、第三版、相原コージ、小学館」は、4コマ漫画を辞書のように編纂してあります。下ネタが多く、好き嫌いの分かれるギャグですが、80年代後半当時の雰囲気が出ているような気がします。↑ 広辞苑 第七版。↑ 新たに1万項目を追加し、総項目数25万。↑ 広辞苑第七版と付録。↑ 予約特典の「広辞苑をつくるひと 三浦しをん 岩波書店」↑ 2018年1月19日付 朝日新聞朝刊の記事。↑ 新明解国語辞典第二版 三省堂。↑ 漢字検定を受ける時、よくチェックしていた。↑ 船を編む 三浦しをん 光文社。↑ ”THE PROFESSOR AND THE MADMAN” , SHIMON WINCHESTER, HARPER COLLINSイギリス・オックスフォード英語大辞典を編集する時の話だが、マレー博士が編纂協力者に会いに行く場面が一番面白い。↑ 相原コージ編 コージ苑 第一版、第二版、第三版、相原コージ、小学館。第三版の付録は、相原コージさんの原作を元に、他の人が作品化するという企画で、さくらももこさん、柴門ふみさんの4コマ作品もある。