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2019年7月27日、福岡県篠栗町にある南蔵院の釈迦涅槃像、不動明王像をみました。
釈迦涅槃像は、全長41メートル、高さ11メートル、重さ300トンで日本一です。南蔵院は長年、ミャンマーやネパールの子供たちのために医療品、ミルクなど必要な物を送っていた所、ミャンマー国仏教会議からお釈迦様、阿難様、目連様の三尊者の仏舎利を受けたので、それを祀る場所として涅槃像が建立されたそうです。 ↑ 南蔵院 釈迦涅槃像。 ↑ 五色の布は、お釈迦様が悟りを開いたときに五色の光が現れた事を表現している。 ↑ 巨大な数珠。 ↑ 仏足の説明。 仏足とはお釈迦様の足跡を石に刻んだもので、お釈迦様の足の裏の相を石に刻み、仏足として礼拝の大賞にしたとされている。足の裏の文様は、お釈迦様の尊い教えと慈悲の心が込められている。 ↑ 文様の名称。 ↑ 鐘。 ↑ 不動明王像。 ↑ 大聖不動明王。 不動明王はさまざまな厄災から人々を助ける仏様。通称お不動さんと呼ばれ人々から親しまれている。怖い顔だが、心は非常にやさしい仏様。背中には仏様の知恵を表す炎があり、この火でけがれ、煩悩を焼き尽くし、右手の剣で「むさぼり、怒り、愚かな考え」を改めさせ、左手の縄で悪をしぼりとり人々を守る。一心に祈ればどんな願い事もかなうと言われている。お不動さんはこのような大きな徳を持った仏様。 【御真言】 のうまくさんまんだばざらだん、せんだんまかろしやた、そはたやうんたらたかんまん。 ↑ お百度参りの方法。 ↑ 不動明王とこの木の周りを回って、お百度参りをする。 ↑ 不動明王の近くの木だが、落雷で皮が剥がれており、そこに雷神様の彫刻がしてある。 ↑ 霊場開基・尼僧慈忍(じにん)祈祷の地。 ここ不動の滝は、篠栗(ささぐり)四国霊場発顔の地。 天保6年(1835年)、尼僧慈忍が本四国霊場巡拝の帰路、篠栗村に立ち寄った所、村人は疫病と飢餓に苦しんでいた。慈忍は疫病退散、村民息災の大願をたて、ここ城戸(きど)不動の滝にこもり、一心に祈祷を続け、弘法大師に救いを求めた。その願いが成就し村は病魔から解放され、平和を取り戻した。 慈忍は、この地を弘法大師御請願の実証を得た霊地として、篠栗村に88か所霊場を創設することを発願した。慈忍は志半ばで没したが、この遺志を継いだ藤木藤助(ふじきとうすけ)翁が、村人の有志とともに本四国霊場の砂を持ち帰り、88体の本尊石仏を村内各所に安置して、篠栗四国霊場が創設された。 ↑ 不動の滝。 ↑ 第45番札所。 ↑ 不動霊水窟。 ↑ 城戸南蔵院前駅から、CT817に乗る。 ↑ 車内。 ↑ CT817 博多駅。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.08.31 13:24:31
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