カテゴリ:本、雑誌、記録
画家の山下清さん(1922年~1971年)ですが、色々な地域を旅し、放浪の画家、日本のゴッホと呼ばれていました。
テレビでは芦屋雁之助さんが「裸の大将放浪記」で山下清さんを演じられていたことを思い出します。 山下清さんに関する本ですが、下記3冊を持っています。 ①「ヨーロッパぶらりぶらり/山下清/ちくま文庫/筑摩書房/1994年9月21日発行」 ②「日本ぶらりぶらり/山下清/ちくま文庫/筑摩書房/1998年4月23日発行」 ③「裸の大将 遺作 東海道五十三次/山下清/小学館/2000年7月1日発行」 山下清さんの絵の描き方ですが、「裸の大将 遺作 東海道五十三次/山下清/小学館/2000年7月1日発行」に次の記載があります。山下清さんの親戚の方の文章です。 「テレビドラマの『裸の大将放浪記』では、放浪先で絵を描き、さまざまな感動を残すストーリーとなっているが、実際の放浪ではほとんど絵を描いていない。旅先で見た風物を自分の脳裏に鮮明に焼きつけ、実家や八幡学園(千葉県市川市)に帰ってから自分の記憶によるイメージを描いていたのである」。 私が何度も繰り返して読んだ本に、「火星の人類学者/オリヴァー・サックス/訳者:吉田利子/早川書房/2001年4月15日発行」があります。 何度も読んだので、中の一部分が外れてしまい、2冊目を購入しました。この本のp271から「神童たち」という章があり、一度見た景色は何年たっても忘れずに、詳細まで記憶を呼び起こして絵を書くことができる少年の話が載っていました。 サヴァン症候群と呼ばれるそうで、この本を読むと、放浪の画家・山下清さんの事を思い出します。 ↑ 画家の山下清さんに関する手持ちの本。 ↑「ヨーロッパぶらりぶらり/山下清/ちくま文庫/筑摩書房/1994年9月21日発行」 山下清さんは1961年(昭和36年)6月、八幡学園の顧問医師の式場隆三郎先生とともに、ヨーロッパを巡る旅に出た。山下さんは当時39歳だった。 ドイツ、スウェーデン、デンマーク、オランダ、イギリス、フランス、スイス、イタリアを回った。 ↑ 山下清さんが描いた「スイスの湖畔」。 ↑「日本ぶらりぶらり/山下清/ちくま文庫/筑摩書房/1998年4月23日発行」 ↑ この本のp204から「山下清年譜」がある。 我孫子駅の弥生軒で働いたことも書いてある。 ↑ 「裸の大将 遺作 東海道五十三次/山下清/小学館/2000年7月1日発行」 ↑ 山下清さん。 ↑ 山下清さん。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ↑ 「火星の人類学者/オリヴァー・サックス/訳者:吉田利子/早川書房/2001年4月15日発行」 繰り返して読んで本が傷んだので、2冊目を購入した。 ↑ 「神童たち」の章に関する絵。 サヴァン症候群の少年が、一度見た景色の記憶を思い出して、詳細部分まで描いたもの。・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.03.13 07:45:38
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