|
テーマ:ё・ぼ・や・き・ё(1794)
カテゴリ:その他
はじめにおことわりしておきます。 本日の内容は、汚いほうの下の話なので、そちらが苦手な方や、 お食事中の方は読まれない方がいい、かもしれません。 さて、警告はしたぞ。 人生最大級のピンチといえる体験がいくつかある。 今日は、その中の一つを打ち明けよう。 その日は、午前中に出社し、道具をそろえ、神奈川県に移動。 午後一番に横浜で仕事をし、夕方より、横須賀で仕事するスケジュールであった。 その朝、会社への出勤する混みこみ電車の中で、腹痛の脂汗だくだくな僕だった。 会社の席につくなり、タイムカードをカシャンとし、自分の席に荷物をおいて、 僕はトリプルアクセルの回転力で身をひるがえし、トイレ訪問へ移動を開始した。 腹の中で脱出をこころみるヤツラの門の破壊活動が急すぎる。 やばい、やばい、やばい、やばすぎる。 しかし、音速の速度は突然、停止した。 ああああああああ~~~~ まだトイレは先の廊下で、門は突破されたのだ。 ヤツラがパンツの中に踊りだし、足をつたって、スラックスの隙間を移動開始した。 ここで立ち止まり、乙女のように泣き伏せるのもいいだろう。 しかし、それではクソモラシ男で終わってしまう。 僕はロボットのように膝を曲げない早足でトイレにかけこみ、洋式便座へ。 ここまでで幸運はいくつかあった。 廊下・トイレで誰とも会わなかった事。そして、ヤツラがスラックスのすそから コンニチワしなかった事だ。 ひどい惨状だった。 スラックスの内側とパンツはヤツラまみれになっていたのである。 体はペーパーで拭く事ができたが、パンツとスラックスの股がひどすぎる。 僕は考えた。どうする? このままここで呆然とするか? 泣いて人を呼ぶか? いや、今日の神奈川の仕事は僕の勝手でお断りできる内容ではない。 さて--。 なんとかヤツラを流した洋式トイレの便座をながめた。 あ!! こんなところに水があるではないか!!! ヤツラを流し終えた便座の奥に溜まった水は、今の状態から見れば清流の水だ。 パンツとスラックスの水洗い。 広き世界といえど、洋式便座の溜まり水でヤツラまみれのパンツを洗った男など 珍しいであろう。 洗い終わったパンツは黄土色と化してはいたが、なんとかはける状態となった。 濡れるスラックスとパンツは体温で乾かす!! トイレを脱出した僕は、とりあえず、荷物をまとめて京浜東北線へ。 ヒーターで暖かい席がスラックスの水分を奪ってくれる。 「おかあさん、なんかウンチくさい~」 な、なんだってーーーーーーー!!?? 鼻が麻痺していた。たしかに臭い。水洗いでは匂いまではとれなかったかーーー!! 正直者の少女よありがとう。 だが、僕はしらばっくれるよ。 午後一番に入るお客さんの近くにあったコンビニにかけこみ、パンツを買って 「すいませ~ん トイレをかしてくださ~い」 買い物袋に黄土色にそまったパンツを叩き込み、かたむすびかたむすび。 新しいパンツをはいたら、うお~~~きつい~~サイズが小さい~~ しかし、匂いの元はパンツだったらしく、匂いはほぼ収まったように感じた。 とりあえず、その日の仕事を終える事はできたのだった。 朝の時点では、正直、僕の人生、終わりかとも思った。 午後の2番目のお客さまから、夕飯食ってけとうれしい言葉をいただいたのですが、 さすがに事情を説明するわけにもいかず、やんわりお断りしてしまいました。 その時のお客さま。逃げるように帰ったのは、こういう事情だったのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[その他] カテゴリの最新記事
|