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ごった煮底辺生活記(凍結中

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2006.05.01
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カテゴリ:その他
[月曜日の嘆き]
はじめにおことわりしておきます。
本日の内容は、汚いほうの下の話なので、そちらが苦手な方や、
お食事中の方は読まれない方がいい、かもしれません。

さて、警告はしたぞ。
人生最大級のピンチといえる体験がいくつかある。
今日は、その中の一つを打ち明けよう。

その日は、午前中に出社し、道具をそろえ、神奈川県に移動。
午後一番に横浜で仕事をし、夕方より、横須賀で仕事するスケジュールであった。

その朝、会社への出勤する混みこみ電車の中で、腹痛の脂汗だくだくな僕だった。
会社の席につくなり、タイムカードをカシャンとし、自分の席に荷物をおいて、
僕はトリプルアクセルの回転力で身をひるがえし、トイレ訪問へ移動を開始した。
腹の中で脱出をこころみるヤツラの門の破壊活動が急すぎる。
やばい、やばい、やばい、やばすぎる。
しかし、音速の速度は突然、停止した。
ああああああああ~~~~
まだトイレは先の廊下で、門は突破されたのだ。
ヤツラがパンツの中に踊りだし、足をつたって、スラックスの隙間を移動開始した。

ここで立ち止まり、乙女のように泣き伏せるのもいいだろう。
しかし、それではクソモラシ男で終わってしまう。

僕はロボットのように膝を曲げない早足でトイレにかけこみ、洋式便座へ。
ここまでで幸運はいくつかあった。
廊下・トイレで誰とも会わなかった事。そして、ヤツラがスラックスのすそから
コンニチワしなかった事だ。

ひどい惨状だった。
スラックスの内側とパンツはヤツラまみれになっていたのである。
体はペーパーで拭く事ができたが、パンツとスラックスの股がひどすぎる。
僕は考えた。どうする? このままここで呆然とするか? 泣いて人を呼ぶか?
いや、今日の神奈川の仕事は僕の勝手でお断りできる内容ではない。
さて--。
なんとかヤツラを流した洋式トイレの便座をながめた。
あ!! こんなところに水があるではないか!!!
ヤツラを流し終えた便座の奥に溜まった水は、今の状態から見れば清流の水だ。
パンツとスラックスの水洗い。
広き世界といえど、洋式便座の溜まり水でヤツラまみれのパンツを洗った男など
珍しいであろう。

洗い終わったパンツは黄土色と化してはいたが、なんとかはける状態となった。
濡れるスラックスとパンツは体温で乾かす!!
トイレを脱出した僕は、とりあえず、荷物をまとめて京浜東北線へ。
ヒーターで暖かい席がスラックスの水分を奪ってくれる。
「おかあさん、なんかウンチくさい~」
な、なんだってーーーーーーー!!??
鼻が麻痺していた。たしかに臭い。水洗いでは匂いまではとれなかったかーーー!!
正直者の少女よありがとう。
だが、僕はしらばっくれるよ。

午後一番に入るお客さんの近くにあったコンビニにかけこみ、パンツを買って
「すいませ~ん トイレをかしてくださ~い」
買い物袋に黄土色にそまったパンツを叩き込み、かたむすびかたむすび。
新しいパンツをはいたら、うお~~~きつい~~サイズが小さい~~

しかし、匂いの元はパンツだったらしく、匂いはほぼ収まったように感じた。
とりあえず、その日の仕事を終える事はできたのだった。

朝の時点では、正直、僕の人生、終わりかとも思った。

午後の2番目のお客さまから、夕飯食ってけとうれしい言葉をいただいたのですが、
さすがに事情を説明するわけにもいかず、やんわりお断りしてしまいました。
その時のお客さま。逃げるように帰ったのは、こういう事情だったのです。





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Last updated  2006.05.02 00:15:07
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