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テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:薀蓄―ニュースっ。
彼らは古きものを守るため、今日も座るのだろう。
TVで文物修復人の映像を見た。 胡宮を含め、数多くの文化財が存在している北京では、 彼ら修復人の力は欠かすことの出来ないものだそうだ。 彼らの手にかかれば、色褪せた絵画は鮮やかに蘇り、 朽ちつつある壷はその輝きを取り戻す、という。 そんな彼らがこのようなことを言っていた。 我々に大切な能力は、やはり『座功』でしょう、と。 『座功』(ずぉごん=座り方の技)とは 『集中して作業し続ける姿勢』くらいの意味であろう。 沈黙の中、壁画の前で静かに、 そのままの姿勢で、一日中作業をする彼の姿が目に浮かんだ。 ちなみにこの『座功』、 修復人育成機関の学習項目にあるそうな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.07.23 21:41:25
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