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カテゴリ:本
さて、このバイト時代。本の売れ行きにも一大革命が起こります。
それは、コミック本の台頭! それを告げるべく出てきたコミックは「みゆき」だったと思います。 それまでも「ガキデカ」とか「まかろにほうれん荘」とか有名作品はあったけど、コミックの単行本として売れたなあって記憶があるのはこの本からです。 おりしも、ジャンプでは「Dr.スランプ」が始まります。 しかし、この時期の私のNO.1コミックスは「生徒諸君」 まだ5巻くらいしか出ていなかったと思いますが、少女漫画なのに面白くて人にも勧めまくりました。 当時のアルバイト先の社員の人は、純文学バリバリって人でしたが「だまされたと思って読め」と言って無理矢理読ませたら、完全にはまってくれました。 この人が退職する時「本屋を辞めて困るのは、これからどうやって生徒諸君を買ったらいいかわからない事だ」と言ってました。当時はまだ男が平気で少女漫画を買える時代ではなかった(笑) このあと、就職した本屋でも「生徒諸君」のファンは多く、沖田君が死んだ時などは酒を飲みながら大議論をしたものです。その議論の中心は12歳も年上の係長だった! まだ読んだ事のない人は、ほんと読んでご覧なさい。損はさせないから… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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