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カテゴリ:東京散歩
夏バテからやっと回復したので、豪華な気分に浸れる気力・体力がなんとか出たので(笑)、トプカプ宮殿の至宝展、駆け込みで行って来ました。
(会期中、上野周辺には何度か、都美術館自体にも用事で行ってるのですが、観るには気力・体力が充実していないと…・笑) 豪奢でした。 聞いてはいましたが、オスマン帝国の国力・財力、これほどとは… イスラム圏の工芸・文様大好きですが、その技術と美意識に加えて、目が眩むような金・銀・ダイアモンド・ルビー・エメラルドでした。 もうね、以前見たダイアモンド展(ダイアは別に好きではないけど、ジュエリーのデザインを見るのが好きで)よりもすごいかしら?なんて思っちゃうほど、ダイア、ルビー、エメラルドが、まるでありふれた物のようにふんだんに使われていました。 それでも、戦争が一番お金がかかる、ということで、戦わずして相手を畏れさせるためにも、豪華絢爛さで諸外国をひれ伏させる意味もあったそうです。 だから、旗印、兜、はては軍馬の面さえも、美しくて金ぴかで、工芸品。 中でも、実物を見たら私は文字通り、お口あんぐりになりましたあ! スルタンのターバン飾り すごい…これはすごかったです。 そしてやはりみどころの、王子のための金のゆりかごと、チューリップ模様のカフタン、さすが目の保養でした! それらは本当にすばらしかったですが、私の特にお気に入りは、どちらかというと小さな工芸品。 中でも、水晶を彫り抜いて創ったビンや小箱が好きです~ そういった品にも、けっこう大きなポットもあって。水晶で出来た透き通ったポット…すてき! 最後のコーナーの、スルタンが愛したという中国陶磁コレクションも素晴らしくて、見られてうれしかったです! 後宮の女性のくらしのコーナーでは、薔薇の香りが漂って、しばし心気分はスルタンでしたあ。 今回は、展示の内容上、音声ガイドを借りるのがいいな、と思って利用しましたが、ガイドはアブデュル・ハミト1世に仕えた黒人宦官とハレムの女官の二人、BGMも工夫してあって、とっても楽しめました! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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