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カテゴリ:極上の暇つぶし 映画
よいですね~ 『ダーク・ナイト』ですっかりクリスチャン・ベールのバットマンが気に入ったので、楽しみにしていましたが、やっと観ました。 バットマンの誕生…もちろん舞台は大都市ゴッサム。大富豪の一人息子ブルース・ウェインは、両親を目の前で突然亡くす。 一度は復讐を考え、正義とは何か、に葛藤し、放浪のすえヒマラヤの奥地に。 謎の集団が、彼を優秀な処刑人として育て上げようとするが… 誰もがその姿と、バットマ~ン♪という定番のテーマは知っている、アメコミのヒーロー。 その誕生が、大変合理的に、つまり、バットマンとなる背景も、驚くべき特殊能力の数々も、すべて納得の物語になっています。 英国の国際救助隊も、USA(南北戦争時代なども語られるので、明らかにアメリカ合衆国なのでしょうね)のヒーローも、大富豪の個人的「趣味」なところが、日本のヒーローと違う印象ですね。 バットマンというヒーロー、とってもおもしろいですよね! シルエットも羽(マント)の形も、欧米人ならゾっとする悪魔のシルエット。 暗闇に浮かび上がる姿も、マントを広げて飛ぶ姿も、ゾクゾクします。 ベールのストイックな演技、いいなあ。 でも日本には、バットマンに先駆けて、素晴らしい闇のヒーロー黄金バットがいる じゃないですか~!! 蝙蝠は「月に蝙蝠」と、和な意匠として親しまれてもいるのですよねv (このお扇子、持ってます♪) で、映画ですが、監督のバットマン観、美意識が貫かれていて、好きです。 そこをベールもよく表現しています。 だから、派手派手な演技はしないのですよね。 その闇のヒーロー観が、さらに『ダーク・ナイト』に結実していると思います。 (楽しいヒーローものかと思って、子どもを連れて観に行った親から非難されてた…リサーチしてから行かないとね) 両親を亡くしたウェインを見守り、唯一の家族ともいえる執事のアルフレッドは、『ダーク・ナイト』でさらに本領発揮です(『ダーク・ナイト』の方が、はっきりコックニーなまりだったように思ったのですが?)。 ケン・ワタナベが怪異な容貌でラーズ・アル・グールに。 キリアン・マーフィーのスケアクロウも、とってもよかった! 骨っぽい美貌が怪しく色っぽい(笑)し、あの真っ青な目を、ここでも効果的に使っていましたね。 (でも、マッドな悪者、地球を救うために太陽に向かう青年物理学者、キュートなドラッグ・クイーン、憂国の戦士、と実に様々な顔を見せてくれます) そして執事アルフレッド役のマイケル・ケインは、なんとジュード・ロウが好演した『アルフィー』のスタイリッシュなオリジナル版で主役のプレイボーイ、アルフィーを演じた方だったんですね!! これはオリジナル版、がぜん観たくなりました! あ、今は女王陛下からナイトに叙任されていますから、サー・マイケルです! クリスチャン・ベールの『太陽の帝国』もそのうち観なくては~ その前に『サラマンダー』かな? あ、しゃべり方好きなんで、まずは吹き替え版で『ハウル』を! 彼、よく口を半開きにしてるよね。 端正過ぎる容貌を和らげるためか?(笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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