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ケルトの夢

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2010年02月16日
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センダックの大人気絵本の映画化。

予告を観てから、ワクワクしていました!
でも、あの短い絵本をどんなお話にするのかは、あまり見当がつきませんでしたが。


予告でおわかりのように、「かいじゅうたち」のシルエット、表情、たまんない…!

ジャンプ!そして、マックス含めて、砂丘のころがりっぷり!

センダックの絵は質量感が魅力だと思うのですが、見事にスクリーンに現れて、確かにそこに存在していました。


マックスの中の「かいじゅう」が思い切り暴れ出し、叱られたことで船出して「かいじゅうたち」の国へたどり着く。
子どもは、大切にされていても、大人の都合で何かと理不尽な目に会うものです。
大人から見たら、子どもの都合なんて取るに足らないと思われていますから。
マックスのお母さんは子ども思いのいいお母さんだけど、余裕がなかったり、自分の都合があったりするわけで。



絵本の物語は、マックスが大暴れするのにも別に理由はいらないし、自分の中の大暴れが広がって「かいじゅう」の王様になって「かいじゅう」ごころをひとしきり満足させた後、寂しくなって戻って行くという、シンプルなお話。
この物語世界に、読者それぞれの思いが広がっていきます。
みんな自分の「かいじゅう」ごころを解き放って遊ぶのではないでしょうか。


そんな読者の一人であるスパイク・ジョーンズが、「かいじゅうたち」の王になったら何をするだろうか?どうなるだろうか?などと空想をふくらまし、また「かいじゅうたち」はどんなことをしたり、考えたりするだろう?と想像して出来上がった作品なのだと思います。

だから、自分の中に持っている原作の絵本世界と違っていると、拒否感を感じる人もいると思います。
大切なものであるほど。
そこは気になりました。

あと、小さいお子さんが観てしまうと、先にこの映画の世界が焼きついてしまうでしょうから、せっかくの大きな力を持つセンダックの絵本としては、もったいないかも。
(でも必要なら、映画の記憶も自分にとって必要なものだけが残って、ちゃんと自分の絵本になっていくのかもね。)


私はそれほどの愛読者ではないので、「かいじゅう」の造形や動きに魅せられ、またウェットで繊細で不思議な「かいじゅう」たちとの物語も、期待はずれではありませんでした。

スクリーンで観られてよかったです。











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最終更新日  2010年02月17日 23時40分34秒
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