猫と金魚の生活館

会社近くで会う猫、子ガッチャンのこと。
以前に少しブログで書いたことがあるのですが、子ガッチャンは飼猫で、外出自由猫さんです。
秘密の待ち合わせ場所があって、そこで毎日のように会っていました。

しかし、2009年の年末から、一ヶ月近く、会うことができませんでした。

今までも、年末年始や旅行などで私が長期間留守にしたとき、子ガッチャンとは、その後しばらく会えないときが生じてはいました。
でも、ここまで長い間、会えなかったことはなかったのです。不安がよぎります。
というのも、年末、最後に会ったときに、子ガッチャンの様子が変で気になっていたのです。
下の犬歯の片方が異様な具合に伸びていて、口が閉じられない状態になっていました。
歯の問題か、病気か、喧嘩でなったのか・・・。

待ち合わせ場所に居なくても、どこかで会ったりしてよさそうなものですが、子ガッチャンが外に出ている気配がまったくありませんでした。
だんだんに嫌な予感がしてきて、もしかしたら、死んでしまったんじゃないか・・・、と思うようになりました。

飼い主さんのところへ行って聞こうかと何度か思いましたが、どうしても聞く勇気がでません・・・。
子ガッチャンの家には、同じ柄の猫さんが3匹いたのですが、見かけなくなってから飼い主さんに尋ねると亡くなっていて、三度目も同じ返事だったらと思うと、どうしても怖くて聞けません。
しかし、いずれは聞かなければならい・・・。
そう思っていた矢先の、1/27（水）、秘密の待ち合わせ場所をみると、子ガッちゃんがいるではないですか！！！
このときのヨロコビったらハンパじゃなかった！
子ガッちゃん！子ガッちゃん！子ガッちゃん！

子ガッちゃんは、胴体に包帯を巻かれた姿で、待ち合わせの場所にいました。
しかし、子ガッチャン自体は元気そうでした。
歯をみてみると、下の犬歯はやはり抜かれてました。
包帯の端から、背中に糸が見え、背中を縫っているらしいのが分かりました。
何があったんだろう・・。
地面でゴロンゴロンしたらしく、毛や包帯が汚れていました。
久々に外に出してもらえて、嬉しかったのかな。

子ガッチャンは私と会ったあと、秘密基地を後にして、家とは反対の方角へ去っていきました。多分、別宅か私みたいにいつも会っている人がいるんだと思われます。
その人も子ガッチャンの姿をみて喜んだだろうな♪

その日、1日見かけただけで、また会えない日が続いていますが、抜糸したり包帯がはずれるまで、飼い主さんもあんまり外に出さないようにしているんだろうなと想像します。

でも、1日だけでも姿を見せてくれてありがとう！子ガッチャン。
生きててくれて嬉しい。
この日は、嬉しくて、嬉しくて、気分よく素晴らしい1日を過ごすことが出来ました。