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Dec 9, 2005
テーマ：妊婦さん集まれ～！！(4732)
カテゴリ：戯言日記
ついにいつ産んでもいいといわれる 正期産に入ってしまった！ 最近、こんな風に眠れない夜に 良く考えるのは 娘が産まれてくることを色々考えると共に 何故か、自分が子供だった頃の事を 鮮明に思い出している。 成人してからすっかり忘れていた・・・ というか、思い出したくなかったことを 自分が母になる決心と共にあらためて思い返される。 そして、やはり自分が子供だった時の事を思い出して 悲しくなるのだ。 なぜ最近になって思い返してしまうのだろう？ そしてあらためて やっぱり 自分の母親の事を理解できない。 私の母親は私たち兄弟が子供の頃 夜、飲み屋に働きに出ていた。 子供が苦手な父も帰りが遅かったので 私たち兄弟はいつも寂しい夜を２人きり、 夜ご飯も与えてもらえず お腹を空かせて両親の帰りを待っていた。 そのまま夜遅くまで待っても帰って来ず、 泣きながら寝てしまうこともしょっちゅうだった。 両親の仲も悪く、良く喧嘩していたし 父の浮気のせいか その苛立ちで母は私たちに当たることも多々あった。 母は、夜稼いだお金で 自分の服や化粧品、貴金属は いっぱい買って持っていたけれど （生活がすごく苦しくて働いていたわけではない） 私たち兄弟は学校の運動着を着たきりスズメで 洋服をあまり買ってもらった記憶がない。 洋服どころか学校で必要な最低限の物も 時には与えられなかったし 中学に入ってやっと貰い始めたお小遣い、月千円を貯めて 私はブラジャーを買うことができた。 笑ってしまう話、 修学旅行の時、生理用ショーツを 各自、みんなが持参する時も 母は、ただのデカパンを私に渡して 生理用ショーツだと言った。 生理用ショーツはナイロンの漏れない素材で できていることを知ったのは 高校に入ってから、自分でバイトしたお金で 下着売り場で本物の生理用ショーツを見た時だった(T▽T) とにかく母は、子供みたいな人で 今だにやっぱり子供だ。 自分が一番かわいくて、自己中で 子供より自分が大切だったのだろう。 続々と思い出す、小さい頃の悲しい出来事。 実際、本当にこれから娘が産まれたら 子育ての最中、その時、その時 自分の幼少の頃と娘を重ね合わせて 思い出されるんじゃないかと思うと辛い。 思い出したトラウマでその頃の自分に戻って 泣いてしまうんじゃないかと思うと怖い。 最近読んだ本に 「子育ては自分の子供時代をもう一度確認する作業だ」と 書いてあって 私が今、子供のころの事を 鮮明に思い出すのはこの為か・・・と納得した。 もちろん私は自分の母親を反面教師として 絶対同じ事をしない、娘に悲しい思いをさせたくない！ と思ってる。 幸運なことに、私の夫は父とは違い 子供も大好きで、子育ても協力的で すごく家庭的な、優しい人だ。 そして、 「子供が産まれたらより一層、仲良くしょうね 子供の前で喧嘩する親にはなりたくないから」 と言ってくれる。 自分の親に虐待された子供が 親になると、やっぱり虐待してしまうという話は 良く聞くし、私も実際それが不安だったし 一緒に辛い幼少時代をすごした 私の弟も怖いので結婚したくないと言っていまだ独身だ。 でも、出産まじかな私は今、 自分の子供を虐待するなんて考えられない。 だからやっぱり成人して一度許した母親を 自分が母親になる今、 またぶり返し、許せないでいるのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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