カテゴリ:上海生活
今日の上海は新たなデモはなく、家の周囲ではいつもと変わりのない日曜日でした。本当に昨日はデモがあったんかいなというくらいノンビリしていました。
さて昨日のデモについて少し考察してみます。 僕がデモ隊を見たのは2箇所。 最初は人民広場のそばで、次は人民広場と日本領事館の中間地点ぐらいです。 (昨日の写真は前者です) 一つのデモ隊の総数は2000から2500人といった所でしょうか。 どういった人が参加をしていたかというと、 ・デモ隊の中心は圧倒的に20代が中心で、やや男性比率が高い。 ・服装はまあまあ身なりのいい部類に入る人たちが多い ・デモ隊の後方は完全に野次馬で面白がって参加している程度の人たち。 という感じでした。 このデモ隊がのちに日本総領事館に到着し、あとは報道にあったように領事館への投石、日本料理店への破壊活動へとエスカレートしました。 僕がデモ隊を見たときの印象は「行儀がいいデモ行進」でした。 警察の指示に従い、止まる時は止まり、進む時は進んでいました。 シュプレヒコールを挙げたり、国歌を歌ったりしていましたが、正直迫力はありませんでした。 本気で日本に対してデモ行進をしているというよりは、一種のレクリエーションのような印象を受けました。 「命がけで日本に抗議する!」みたいな鬼気迫るものは微塵も見られません。 日本製品排斥というわりには周囲の持っている携帯、デジカメ、ビデオは日本製がほとんど。 なかには日本のアニメのTシャツを着ている人もいました。 街道にいた中国人の反応はというと、デモ隊が通過すると拍手が起きたりしていましたが、おおむね物珍しさに見に来たというのがほとんどでしょうか。 天気も良かったので、暇な人はデモ隊のあとについていく人もチラホラいました。 後編つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年04月17日 22時07分18秒
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