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Oct 19, 2004
XML
カテゴリ:旅行
何だかんだ言いながら結構面白い街だった
カジュラホに別れを告げアグラに出発。

飛行機は案の定遅れた挙句に反対方向の
ヴァラナシ行きの飛行機とコンバインになってしまい
何故か私を乗せた飛行機は再びヴァラナシの空港に到着。




私はインド訛りの解読がかなり難しいアナウンスを聞いて
なーんとなく嫌な予感はしていたのだが、
隣に座ったあまり英語が得意じゃなさそうなスイス人の老夫婦は
窓の外にヴァラナシ空港が見えたときに声にならない叫びを発していた。





思わず一言。

“Welcome to India!!"
3人で爆笑した。笑わずにはいられるかってーの!!





飛行機が遅れてしまったせいでアグラに到着したときは真っ暗。
今はもう手馴れた手順でいつものようにプリペイドの
タクシーバウチャーを買ってタクシーに乗り込む。
今回はカジュラホで出会った日本人のカップルとアグラの
ゲストハウスで待ち合わせをしていたのでそこまで向かってもらう。






今回向かうそのゲストハウスはタージマハールから
歩いて3分ほどの距離にある。
そのゲストハウスがあるタージガンジ地区は
真っ白なタージマハールが大気汚染で汚れてしまわないように
車は乗り入れ禁止になっている。





一番近い所で降りてそこから歩いていくつもりだったが
難点はドライバーが降ろしてくれる場所が
本当に私の行きたい場所なのかどうか、
初めての地では分からないという点だ。





今回ドライバーが降ろしてくれたのは一軒のホテルの前。
タクシーが止まると同時にホテルから男性が駆け寄ってきた。





「Welcome to our Hotel !」









・・・・・・ってなんでやねん!!!!
私は東京っ子だけど、思わず関西弁がでそうになるよ。。。







「あのさー、私はシャンティロッジに行きたいって言ったよね???」






大げさにため息をついてみても、カタカタと貧乏ゆすりをしてみても、
露骨に嫌な顔をしてみてもこいつは全くめげる様子を見せない。






「部屋見るだけみてみない?見るだけでいいから・・・」




ぐああああああ!!!!
何でこの人たちは普通に一発で話が進まないのだ!
私は今日友達とホテルで待ち合わせをしているって言っただろぉぉぉ!!!!




「ここにチェックインした後そこに乗せてってあげるからさ。
 あ、もちろんその分のタクシーはフリーよ!フリー!!」






ああ、もうこの人と温和に話をしていても埒が明かない。




「タージガンジ地区の入り口まで私を連れて行かないんだったら
 タクシーのバウチャーはアナタにはあげません!!
       私はここから歩いていきます。じゃぁ!」





さすがにあたふたと追いかけてきたタクシードライバー。
なんと禁止地区のタージガンジに車を乗りつけ
ホテルの目の前まで乗せてくれた。
その後ホテルをチェックインするまでじーっと私の横を動かない彼。
悪いけど、あんたにはチップあげないよ。






しばらくは往生際悪く私の周りをうろうろしていたけれど
私が無視し続けたらシュンとした顔で去っていった。
ちょっとかわいそうになったけど、あんたがきちんと連れてこないのが悪いんだからね。





カジュラホで出会った若者達に合わせて今回のホテルは120ルピー(300円位)。
さすがに若者バックパッカーであふれていた。






部屋に入ってベッドに横になり天井に回るファンを見つめる。
水シャワーしか出ない、エアコンなんてもちろん無い、
毛布も無い、隣の音丸聞こえ、薄汚れた壁。

鍵をカチャリと閉め、バックパックを床に置き、
ベッドにゴロリと身を投げ出し、回るファンを見つめる。

安宿にチェックインをした時の毎回の儀式のように
何故かいつも同じ行動になってしまう。
そして、ああこの街の宿も無事に決まった・・・と
ホッとするこの感覚が私は結構好きだったりする。





アグラといえばタージマハール。
インドといえばタージマハール!
王様が愛する妻のために作ったお墓である。
門をくぐりその姿を目の前で見た瞬間、
あまりの美しさに息が止まってしまう。




ポストカードや雑誌で見慣れていたせいで
あまり感動しなかった、なんてコメントを旅中
あちこちから聞いていたのだが、私は素直に感動したよ。
その日は晴天だったのであの真っ白な大理石に
太陽の光が反射してまぶしくて目がつぶれそうだ。




タージマハールの中には奥様が眠っているであろう棺が置かれていた。
ちなみにこれを作った王様は自分のお墓用に
タージマハールの目の前にある川の対岸に
タージマハールと全く同じ形の黒大理石の建物を
作らせようとしたそうなのだが、
それがかなわぬうちに亡くなってしまったそうだ。




もしそれが完成していたら、隣同士の真っ白な建物と
真っ黒な建物がそれはそれは綺麗だっただろうな。

こんなインドを象徴する建物、タージマハールであるが、
この建物はインドの人口の大半を占める
ヒンドゥーのものではなくイスラムの建物だ。
偶像を崇拝しないイスラム教のこの建物は
大理石に綺麗な模様が彫ってあるだけの
とてもシンプルで私好みの建物だった。





ちなみに、ヒンドゥーがお墓を持たない宗教で本当に良かったと思う。
この異常なほど人口が増え続けているインドで
お墓という文化が一般的に広まっていたら、
人々はお墓の上に寝なくてはならなくなってしまうだろう。
お墓の問題は、小さな島国日本でも人事ではないよね。






タージマハールの敷地の中はそれはそれは綺麗で
心も和むのだが、一歩外へ出るとここアグラは
インドの中でもっともゴミ汚染がひどい地区の一つと言われている。





山積みにされたゴミの上で何匹もの豚や牛が餌を探して食べている。
街のど真ん中でプラスティックやペットボトルを含むゴミが
火で焼かれ、そのすぐ真横を人々が暮らしている。
街は燃やされたゴミの煙や、車、リキシャから出される
排気ガスで息をするのも嫌になるくらいひどい大気汚染だ。






インドでも日本と同じようにあと何年かしたら
アトピーや喘息、アレルギーなんかが蔓延するかもしれない。
そうなる前にこのひどい環境問題、どうにかならないものだろうか。。。。





ちなみに私達、今回のこの旅に水のフィルターを持っていった。
これはもともとアウトドア用品でキャンプに行った時に
川の水をろ過して飲み水を作るものなのだが、
これがインドで大活躍だった。
ホテルの水道の水をろ過し、飲み水としていつも
持ち歩いていたけれど、臭みも無くておいしいお水だった。





お金の節約になるのはもちろん、観光客から一日何本も出される
水のペットボトルの削減にも大いに役に立ったと思う。
インドだけではなく、東南アジアでもこの旅行者の
ペットボトルの問題はここ最近結構深刻だ。





以前訪れたタイの美しい島の裏側には
ペットボトルが山積みにされている場所があり、
それらのペットボトルは燃やされるのだそうだ。





アウトドアショップで1万円位でこのフィルターは購入できます。
旅好きの方はもちろん、そうでない人も災害の時なんかに意外と役に立つかも・・・・・







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Last updated  Oct 28, 2004 08:47:20 AM
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nekomushi@ Re[1]:マクロビオティックラーメン(03/20) Fugu-chanさん こんにちは。お久しぶりで…
Fugu-chan@ Re:マクロビオティックラーメン(03/20) こんにちは。お久しぶりです。お元気そう…
nekomushi@ Re[1]:お久しぶりです。(03/09) 鉄牛/Shining Dragonさん こんにちは。覚…
鉄牛/Shining Dragon@ Re:お久しぶりです。(03/09) お久しぶりですね。お互いに覚えているか…
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