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猫並生活

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2011.05.10
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カテゴリ:観劇日記
気合入れて初日に出かけていくほど興味があったわけではないのですが…でも、いいお芝居でした!

なんだかこう、ああラストだなぁって感じたところで自然と口角が上がって、笑顔で見送っちゃう感じ。そこまでのすべてを好きだったわけじゃないのに、終わりには笑って「うん」って言うような、そんな感じ。

東京湾岸の、埋め立てられちゃった中に残っている古い船宿が舞台になっているので、2,3年前まで佃島に住んでた身としては判りやすいと言うか想像しやすいと言うか、まさに鳥瞰してるような気分になる。

いや、芝居を見るってことは、いつだって鳥瞰してるようなもんじゃないかって思うんだけど…だから、この芝居があえてそういうタイトルにしている理由づけみたいなものは良くわからなかったけれども…タイトルのせいか、同じ時代の同じ風景でも「あなたと私は別世界」とはっきり線引きできて、ライブなんだけど、マジックミラーを通して眺めてるような気分になる。

どこか、嘲笑ってるような気分、かなぁ。

感情的には一歩引いてるような。だから、登場人物は好きか嫌いか、どちらかにはっきり分かれて、まるでスポーツの試合を見てるように、好きな方を心情的に応援しちゃう。いや、贔屓しちゃうって言う方が、近いかも。

それに、そういう風に突き放して見ないと、もしかしたらとても辛くなるかもしれない。感情移入しちゃうのはもちろん、自分と似たところを感じちゃったり、自分の人生と比べちゃったりすると、いかん気がします。だから、鳥瞰図、なのかな。かもしれないな。

ところどころ可笑しくて、しんみりするところもあって、毒もあって、好き嫌いがあって、でも最終的に笑顔で拍手してきました、私は。

この次の二つを見たいために、3枚セットを買って、ついでのつもりみたいなもんだったのだけど。入江雅人と八十田勇一とを特に、応援してたかもなー

この頃、新国立で見るお芝居はどれもかなり気に入っていて、なんだかとても得した気持ちになりまする。ウチから1本で行かれて便利とはいえ、たった一駅だけ京王線に乗るため決してお得な感じはしないのだけど、なんだか馴染になってしまいそう。うーん、やっぱりジ・アトレに入る?どうする?うーん(爆)

それに…次の「雨」、井上ひさしの江戸の東北だから、コクーンで今やってる「たいこどんどん」も見ておいて比べたい気もするのだけれど、くーっ





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Last updated  2011.05.10 22:51:56
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