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2012.02.20
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カテゴリ:観劇日記
去年亡くなった談志さんの追悼公演@中村座。どうしても見に行きたいってほどじゃなかったのだけれど、運良く?なんとなく?スケジュールも空けられたしチケットも取れたし、で、行ってきました。

売り切れで満席で立ち見もいて補助いすもあった...

公演日が一日しかないから、たまたま見に行かれたのはラッキーだけれども、おかげで午前中に地唄のお稽古に行って、お昼過ぎにはカルチャーに行って、夕方から中村座と、文字通りの東奔西走…仕事でもないのに(爆)

で、いちおう追悼公演だからか、立川流の噺家4人で4席聞けたのだけど、すべてが古典。談笑さんも古典(笑)しかも、ホールの落語会なんかの、私みたいなあんまり落語になじんでいないお客さんの割合が多めの会でよく出るような、ポピュラーでわかりやすく短め?なモノが並んでたような。

最初の談笑さんが「金明竹」さすがの私も何度か聞いたことのある噺。そりゃぁ多少の談笑フレーバーはあるにしても、それでもやっぱり古典は古典。

次の志らくさんは「疝気の虫」これも聞いたことのある噺。んなもんだから、私、ちょっと驚く(笑)落語にきて、プログラム上の最初の二つを知ってるなんて、ないもんなぁ、あんまり。

仲入りして、3つ目に生志さんで「反対俥」ここでようやく初めて聞く噺が登場したので、ある意味ホッとした感じ。そして、この生志さんが、本日唯一初めて見る立川流のヒト。ぴあ主催の落語会のおかげで、去年一気になじんだもんなぁ、談笑さんとか志らくさんとか。

そしてトリは談春さんで...私は、聞いている時点では「鈴ヶ森」っていうと思ってたんですが、帰りに出口でみたら「白井権八」ってなってました。へー、そうなんだ?これも初めて聞く噺でしたが、それでもね、内容がね、おなじみだから。聞いていればすぐわかる。ちょうど今月の襲名披露公演で勘三郎がやってるでしょ。本日の席亭がその勘三郎なんだから、その辺の関係?って想像しながら聞いてましたもん。

4つの噺が終わった後に、席亭の勘三郎に高田文夫を入れて、4人の噺家と合計6人での座談があって、その際に、その鈴ヶ森の選択がまったくの無関係だと言っててかえって驚いたくらい。無関係だとしたら、談春さんにとって、それが何か思い出深いモノなのかな。だって追悼だし、それ以外にテーマはないみたいだし、4人の噺はそれぞれバリエーションのお約束を守っていて、それでいて新作はなく、なんだかお手本っぽい構成だったから。

そんな内容だから、飽きもせず好き嫌いに悩むこともなく、楽しく落語を楽しめましたが...どうなんでしょう、集まった多くの談志ファンあるいは本日の出演者の誰かのファンの楽しみは、もしかして、最後の座談だったりして?

いや、だって、これね、内容がどうのっていうよりも、その場にいないといけないような、そんな感じだから(笑)

とっても面白く、かつ危険な香りではあり...日記には書きづらいモノ。書きづらいっていうか、書きたくない。教えたくないとかね、そういうポジティブ?な理由じゃなくて、使われていた言葉のどれもがあまりに危なかったから。もちろん話題そのものにインパクトや毒気があるのはいつものことなんでしょうし、なじみじゃなくても想像はつくのだけれど、あらゆる方面、各方向に対して、なんだかアブナイ。

アブナイし、関わりたくない(大笑)

会話の内容よりも単語が危険。その単語を日記に並べて、それが妙なぐぐりにひっかかったらイヤだなってな、そんな気分。だから、書きません。書きませんが、面白かったのは事実だし、あれも一種のライブならではの付加価値だよなって思います。満席になるのも無理はないかな。

勘三郎の、五段目の勘平のエピソードや野田版歌舞伎については書けないこともないんだけれども、やっぱりやめとこう、うん。あはは。

ま、私的には見られて(聞けて)ラッキーでした。

考えてみると、これは、そんなに熱心にチケ取りしたわけじゃなかったんだし、取れたのは偶然みたいなもんですもん。

私は普段…公演日に都合が付かなくて行かれないことが確定しているモノはすぐ忘れてしまいます。スケジュールは大丈夫だけれど、人気で、しかも発売日の発売時間に家にいられない場合は、外出先でなんとかする気にはなりづらいため、いちおう発売日情報だけ付箋に書いて貼付けておきます。貼ると言ってもデスクトップ、付箋は紙じゃなくてアプリの方ですが。で、そういうのは取っても取らなくても日付を過ぎたら消します。後から思い出して(売れ残っていれば)取る場合もあるけど、発売日情報は取っておく必要ないもんね。あと、発売時に家にいたとしても、見るか見ないか決めていない公演も、付箋。そして、ぜひ見に行きたい公演で、発売時に在宅している場合は、発売の瞬間にはほぼ間違いなくPCに向かって仕事中のハズなので、スケジューラーに入れてアラーム設定しておくのです。

この追悼公演@中村座は、付箋でした。当初は家にいない予定で、しかも見るか見ないかは決めてなかったんじゃなかったかな、確か。

でも、決まっていた仕事がキャンセルになって家にいたわけ。発売時間の10時直前に、自分用のお茶を入れてカップを持って机に戻ろうとしたらNHKで定時のニュースが始まったんですよねー

お、10時か、と思ってふと画面を見たら、付箋のトップにこの公演の発売情報がある。ちょうどお茶休憩の時だったし、どんな感じ?と思ってweb松竹をあけてみて、取ってみたんですゎ。松はすでに売り切れていて、最初は1階竹の後ろの方があたりまして。こんなところはちょっとなって手放してリトライしたら、次はもう2階の最後列の4列目。4列目といえば、普段は梅席。均一料金で、松はともかく竹じゃないってなんだか損した気分になったのだけども、いやいや、まてまて、正面の梅で上手の端っこ、前に席のないところよね、竹の後ろよりずっといい…と、手放すのが惜しくなりまして、そのまま買っちゃったわけ。もしもの時は引取先はあるはずとも思ったしね。

正面の梅の端っこは既に試しているけれど、上手側は初めて。舞台は見切れないし、足下は広いし、隣も片側しかいないし、出口は近いし背後の立ち見もいない(階段だから)上に、私見ですが梅の正面席は中村座の中ではもっとも暖かい位置ではないでしょうか?

隣席が巨体だったので必ずしも快適とは言えませんでしたし(爆)その巨体がこともあろうに座談の時に出た話題を携帯にメモっていて(ツィートしてた?)無粋で無様でうんざりしたけれども、それを気にしないでいられるくらい楽しんだから、このチケットが取れたのは結果オーライ、よかったです。

うーん、談笑さん、好きかも。談春さんも好きだな。

独演会に行ってみる?どうしようかなぁ。





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Last updated  2012.02.21 00:05:17
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