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2006.08.09
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カテゴリ:いぬ・ねこ
「ぴーすけ、おすわりっ!!」

にゃんこがうちに来て、しばらく経った頃。
3番目チビ(@4歳)が、にゃんこに向かって言っていた。
ほんで、まるでナンデスカ?状態な、我関せずなにゃんこ。(アタリマエw)

チビ「ママ~、ぴぃがおすわりせーへん」

ワシ「そっか~・・・。ぴーすけ、まだちっちゃいからなぁ」

チビ「じゃあ、大きくなったらするようになるん?」

ワシ「うーん・・・何回も何回も教えてあげたら、するようになるかもしれへんな」

したら。

チビ「ぴーすけ、おすわりっ!!」
  「ぴーすけ、おすわりっ!!」
  「ぴーすけ、おすわりっ!!」
  「ぴーすけ、おすわりっ!!」
  「ぴーすけ、おすわりっ!!」
   ・
   ・ 
   ・ 
   ・
  「ぴーすけ、おすわりっ!!」

果たして彼は、何回言ってただろう。

チビ「ママ!何回も教えたで~!」

うむむ。侮れんw



2番目チビ(@6歳)。
彼は、一番の猫アレルギー。
猫に触ると、自分が辛い思いをするコトを知ってるので、決して触ろうとはしなかった。
でも、やっぱりずっと家にいるにゃんこは、かわいいようで。
触らないながらに、一生懸命ちょっかいをかけていた。
そして、ひと月以上過ぎるうちに、
抱っこまではいかないけど、ちょっとずつ撫でたりはするようになった。
体も抵抗力がついたのか、気候的に良い時期なのもあってか、
呼吸器が炎症を起こすこともなくなった。

最初は、里親を探すべく声を掛けまくってたアタシも、
体調崩したりの後、里親のアテもないまま、なんとなく怠慢してて。
そんで、アタシ自身も、すっかり猫に対する抵抗力もできたようで。
触って痒くなるってコトがなくなって。

チビ達が寝静まった真夜中。
名前を呼ぶと来るようにまでなったにゃんこを膝に乗せて、撫でくりまわしたり。
普通、ゴロゴロあまえるもんなんだけど、
しかし、 凶暴 ヤンチャなにゃんこで、撫でられながら指や腕に喰らい付いてくる!
「ちょ。おまえ。マジ痛いって。人が優しくしてやってんのに、そんな態度あるか?
 だから!!ほんま痛い言うてるやろ。」
と、本気モードでケンカしてるうちに、
「ちょっと!おまえ、ほんまウルサイって!」
って!
・・・ダンナに怒られたやんか。

そんなこんなで、猫がいる状態が日常になりつつあり、
このままウヤムヤで飼っちまう?なんて、実は密かに目論んでたりもしたんだけど。

とうとう、ダンナのカミナリが落ちたのよん。
ダンナもね、すっげ可愛がってはいたんだけどね。
あまりにも、アタシが里親探してない(ように見えたらしい)から
「ねこ、どーすんねん?!」
「アレルギーの子がいる家で猫飼うなんて、虐待やんけ」
ってさ。

とりあえず、カミナリ落ちたコトを、ナニゲに一言mixiに書いたりしたら。
マイミクでリアル友達が、声掛けに協力してくれて。
そのお友達のお友達が、もらっても良いって言ってくれてるって。
ホントに、感謝。
すっごい寂しくなるけど、受け入れてくれる人がいるのは有難い。
これ以上、大きくなると貰ってもらうのも難しくなるし、
きっと、縁あっての そういうタイミングだったのかも。


そして、チビ達に報告。
最初から、
うちでは飼えないから貰ってくれる人探そうね。
って、言い聞かせてたんだけど。

実はにゃんこを、誰よりも一番可愛がっていたのが一番上のチビ(@8歳)。
もう、ボロボロ大泣き。
そうなるだろうとは思ってたけど。

もし誰かにあげるなら、いつでも会いに行けるとこに。
長男はずっとそう言っていた。
でも、残念ながら貰ってくれる人のとこは、結構遠い。(車で1時間弱)

そしてチビ達は、ダンナに直談判。
2番目チビは
「オレ、痒くなってもいいから、ぴーすけに家におってほしい」
この言葉は、かなりダンナに響いた様子。
まさか、この子がこんな事言うなんて。って、アタシもかなり驚いた。

「もしこの先、何かあった時(子ども達の体)に後悔したくないから、
 今は飼うのは諦めた方が良いと思うねん」
と、ダンナはチビ達への説得を続けつつも、最終兵器。
「ママと相談しろ」

だからー・・・。
アタシに振らないでよ。

貰い手が決まってから、実際に貰われて行くまでに、1週間あった。
正直、めちゃくちゃ悩んだ。
この状況なら、強引に飼ってしまえないコトはない。
ダンナ自身も、かなり迷ったようで「おまえが決めろ」状態。

でも。
やっぱダメだ。
ダンナが、快諾でない限り、私達夫婦の性格を考えると、
今後きっとトラブルの元になるだろうね。

「飼えなくはないだろうけど、大手振って賛成は、やっぱりできない」って、ダンナ。
そうだよね。
アタシ自身も迷ってる。
迷ってるってコトは、やっぱり今はやめておいた方が良いってコトだ。
そう、結論出した自分自身に、ビックリしたりもした。

それと。
うちから実家に託した愛猫2匹にも、やっぱり申し訳ない。

「でもね。ぴーすけはこれから幸せになるねんで」
「2ヶ月も一緒に暮らせて良かったやん。楽しかったよね」
「みんな、猫触れるようになったし、もう他所で猫に会っても怖くなくなったやろ?」

チビ達に、思いつく限りの言葉を尽くした。
1週間の間に、長男は何回も泣きながらも、心の整理が付いた様子。

にゃんこを渡しに行く車の中で、突如泣き出したのは、2番目チビだった。
それまで、一度も泣かなかったのに。

にゃんこを貰ってくれる人は、とても温厚で優しそうな男性で
「大切に育てるからね」
ってチビ達に言ってくれた。

帰宅して、お風呂に入った後にも、いつもならココでにゃんこが絡んできてウザかった・・・
ってのを思い出したらしく、また泣いていた。

「うちにおったら、ぴぃは幸せになられへんの?」

おぉ。2番目よ。
鋭い指摘!

「うちでも、幸せやったと思うで」
「でもさ。ぴぃの他にも、捨てられたりして家のない、死にそうな子がいると思うねん。
 そんな子がおったら、また家に連れて来て、新しいお家見付けてあげて、
 幸せにしてあげたら、もっとたくさんの猫が幸せになれるやん?」

そんな言葉に納得したかどうかは、わかんないけど。
チビ達に、とても哀しい思いをさせてしまったけど。

チビ達にとって、‘ぴぃすけ‘は、ぴぃすけしかいなくて、
他の猫では、代わりにはならない。
それも、わかってる。

でも、うちににゃんこが来てくれて、本当に良かったと思ってる。
2ヶ月の間に、子ども達がぴぃすけと共に経験したコトは、宝物だと思ってる。
そして、子ども達が「哀しい」と、泣ける子で良かったって思った。

だから、やっぱりアタシは、もしまた捨てられてる子がいたら、
間違いなく拾ってくるだろね。
そして、多分子ども達も。

その後も2番目チビは、一度、急に思い出して泣いていた。
3番目は・・・
「早く、ぴぃ帰ってこーへんかなぁ」って。(笑)


うーん。
実はいつまでもサミシイのはアタシかも。(笑)
家に帰って来た時に、出迎えてくれる誰かがいるって、やっぱ癒されたよねぇ。ナンテ。
台所に立ってると、ピーピーまとわり付いてきて、邪魔だったけど
なくなったら、やっぱ
あ、ゴハンあげなくていいんだっけ。って、物足りなかったり。

いつか本当に‘うちの子’が、増えると良いなと、ちょっと遠い将来を思い描きつつv
ぴーすけの幸せを祈ってますv











 ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ 

はい。
日記タイトル。
わかる人はおわかりかと思いますが、ホンモノはコチラね↓

        泉政行彼のいる風景 泉政行彼のいる風景





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Last updated  2006.08.09 18:43:57
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