死にたいなんて言わないで
前回の日記のリメイクと補足です。誤解を生む表現をしてしまって、申し訳ありません。「死ぬなんて言わないで」と書けばよかったもののもってまわった言い方やあっちこっち飛ぶ思考をそのまま書いてしまったので物凄くわかりにくくなってしまった。あまり「死」という言葉をちりばめたくなかったという思いもあったし…。分りやすく書くと、私が慕っている3人の人からほぼ同時期に「俺、消える」とか「早く死にたい」と告げられてしまった…うち一人は、現代医療で命を繋ぎとめている人でそれを絶てば○ヶ月で死ねる、もう何もかも嫌になったから死にたい、そう言われたのだ。「それが、あなた達の選択なら仕方がない。 それほど辛いというなら仕方がない。 だけど、私は生きていて欲しい。どんなに辛くても。 それが私のエゴだというのは分っています。」3人とも多くの人に慕われ、頼られ、感謝されている人たちだ。尊敬さえされているかもしれない。多くの人たちが思いを向けても。多くの人たちが彼らを必要としていても。それは彼らを引き止める力にはならなくって…。私の中の子供な部分はそれを「拒絶」と受け取った。「みんな、あなたたちが好きなのに。 それなのに、消えてしまうの? 私たちはあなたたちにとってお荷物?負担?要らない存在?」そう言ってワーワー泣きたかったのだ。あ~やっと言葉になった。そこのあたりもちゃんと言葉にすることが出来なくって辛くて辛くてなかなか浮上できなくて。自分ではそのことがこんなにもショックだとハッキリと自覚できなくって。それで、恋人に頼って甘えていたというわけ。「私…何でこんなに辛いんだろう……」って言って。「死ぬなんて言わないで」私の言葉や思いなんて、何の力にもならない。私が彼らを勝手に慕っているだけで(彼らも私を妹のように扱ってくれる)私の言葉や思いは煩わしいだけだけかもしらないけど。だけど。どうか、この世に留まっていて欲しい。失踪したいって言った人も、どこに行ってもいい。どうか、生きていて欲しい。…そう思いながら過ごした8月の終りだった。