お盆のお花と、ひとりごと。
みえない、あのこがニャニャとないて、まとわりついてくるのを想像してみる。生きている時は、ちょっと忙しかったりして邪険にしてしまったこともあった、あのこにとってはそれしかなかったのに、何も選べなかったのにご飯だけを用意して出掛けて帰ってきてあのこは、いつもただ待っているだけだった。それしか選ぶ事が出来なかったのに、選択肢はいつもなくて一方的に私が決めたものを受け取るしか出来なかったのに酷い飼い主だった、もっと…自分が嫌になる反省とか後悔とかから、あのこの影を見つける明るい部屋から暗くなる部屋でただ待っていたあのこ来日も来日も私の一方的な愛を受け取り最後に泣き笑いのような表情をみせてくれた。それは儚くとてもかわいい顔だった。私はいまだに執着している、なんて自分勝手なんだろう。