テニスネコ　　～ジュニアテニスの巻～

たまにはノンタイトルで。

みなさん、ICチップとかRFIDってご存知でしょうか。

最近巷で騒がれているもので、要するに商品やカードに超小型のチップを貼り付けて、店舗等に設置されたリーダー（読み取り機）で情報を読み取り、支払いなどの決済をするものです。
最近、電車の定期に変って出現した『～～カード』も同様です。
カードにチップが埋め込まれていて、改札口に設置されたリーダーにかざすと、乗車駅又は降車駅の情報を読み取り、カードに利用区間などの情報が書き込まれます。

便利だし、食品の安全管理にも似たような原理のものが活用されています。
最近では、子供の安全管理などにも利用されつつあります。

でも、結局は発信機なんですよ。
様々な規制や技術的な問題によって、広い範囲には電波は飛びません。
でも、何かイヤじゃないですか？
勝手に誰かに追跡される可能性がありますし、自分の行動がどこかでデータとして残っている訳です。

海外での使用が先に行われていて、海外ではICチップを付けた商品の不買運動が起こったりと、プライバシーの侵害にあたると問題になっています。←今はちょっと治まってる感じもありますが。

日本では新聞やニュースを見ても、便利・安全しか報じられてません。たまーに、ニュースキャスターがプライバシー侵害のことを言ってますが、ほとんどありません。
こういう偏った報道と、その裏に隠れている問題点を考えない視聴者達が非常に多いとも感じられ、そこが問題ではないかと思います。

私も子供がおりまして、子供を監視するようなモノは付けたくありませんが、最近の事件の数々を見ると、安全対策として有効な対策の一つであるとは感じます。

でも、皆さんが知らない間に、着々と問題点を無視して進みつつあるのが、気になるのです。
せめて、納得の上で進めてもらいたいと思うのです。

そういってる間にも、外国では、海外からの旅行者や、過去の犯罪者にICチップを埋め込むということが検討されているようです。
日本では、まず輸入動物に試験的にチップを付けることが検討されています。
さらに、どこかの県では、車のナンバープレートか何かに埋め込もうとしています。

もちろん、どれも内緒には進めていません。
ただ、重要なことなのに告知が少ないし、デメリットを出していない。

メリットの多いことですが、危惧も多い。
自分で情報を取って、各自がそれぞれしっかり納得する必要があるのではないでしょうか。

そのうち、近未来映画みたいな管理社会になってしまうかも･･。