結局夕べは寝付けず気がついたら夜が明け始めた。
もともと夜はめっぽう強いほうなのでいくらでも起きていれる。
森鴎外は帰宅後いったん仮眠を取り、それから朝方まで内的な仕事をしたという。
それで後世に残る仕事をしたが、それに引き換え余は...。
才能にも恵まれず、機会にも恵まれない。
しかしと思う。もちろん大勢の人々に影響を与え、有名になることは大変なことだと思う。
でもいざというときにどう死ねるか、そのほうが重要と思う。
電車に飛び込もうとしている人を助けるため最後まであきらめなかったお巡りさんがいました。
自分にいざというときそれだけの覚悟ができているだろうか?
取り留めのない妄想はつづく...。
いま27階にいるが、浜松にも高層マンションが最近できてきました。
いま仕事でお付き合いしている税理士さんも、儲かっていると見えて最近高額な高層マンションに移られたそうです。でも年をとっていってこんな地上から離れて暮らして大丈夫かなあと思います。
ここには鳥のさえずりも無く、木漏れ日も無い。花を置いても蝶も飛んでこない。
いいことといえば夜景がきれいなことと、蚊が飛んでこないことだけではないか...。
もし連れ添いの方がいなくなり、一人ぼっちになったらこんな寂しいところは無い。
まだまだ妄想はつづく...。
最近介護付き老人ホームが増えてきています。
自分に死が近づいてきたら、こんなホテルに暮らしたい。せいぜい2階建ての。
本当に必要なものはホテルの部屋にほとんど備えられている。
あと数枚の着替えと数冊の本と数枚のCDと、DVDと、レコードと...あれあれやっぱり多くなってしまいます。
もともと学生のころからかばんにいっぱい詰めて引きずって生きてきたから、だめだぁ。
やっと眠くなってきました。
もうすっかり朝です。
結局日曜日はチェックアウトの12時ぎりぎりまでホテルで過ごし新幹線で帰途につきました。ホテルを出てから新幹線に乗り込むまで5分もかからない、なんて便利なんでしょう。