日曜日コンピュータの画像をテレビに出そうとしてがんばったがダメだった。
でも今日NHKテレビで2つの印象に残る番組をみた。以下私的メモを記す。
#1ETV特集「作家・辺見庸 しのびよる破局のなかで」
秋葉原事件
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日記風書き込み 誰も見ていないかも知れないのに
天候の書き込みまで 日常の細かな心の動きも短く記されていた。
「リア充(現世的で充実したやつ?)は良いよなあ 」 疎外感 リアルでない自分。
#2こころの時代~宗教・人生~「響きあういのち つないで」出演 精神科医・平山正実
自殺者の心の叫び
人と人との関係性の中で人は生きていける。
例えば兄弟がいて自分は居なくてもいい存在であると思ったときリストカットする。
人と人との関係性を失っていると悟ったとき自殺する。
この関係性を共有する試みからグループホームが生まれた。
いろいろなワーカーさん達がそれを重層的に支えている。
以上まったく異なる視点を持つ両者の、まったく異なる世界が不思議と重なって余の貧頭の中に納まった。
あの秋葉原事件はじつは他傷的自殺行為だったのでは?
それは辺見さんがいうところでは、彼だけの問題ではない。
金に浮かれたバブル期、リストラ、派遣それらを容認してきた我々の心の中に、なにか失ってきたものがあったような気がする。
カミュのペスト、読んでみたくなった。