2013/05/26(日)15:12
戸隠散策その2
戸隠散策その1からの続き
家から約1時間10分程で行かれた戸隠奥社
ここの杉並木や自然に感動した私のもう一つの目的地はここでした
双眼鏡を買ってもらったから、野鳥を見たくてしょうがない
この森林植物園は奥社の隣接していて随神門からもつながる道があったりします。
ここは遊歩道が整備されているので歩き易く、草木を傷めずに高原散策を楽しめるようになっています。
そして「野鳥が豊富な戸隠でも最大、日本でも有数のバードウォッチング・エリア」となっています。
最盛期を過ぎてしまい、葉が大きく伸びた水芭蕉群
それでも葉の陰にはまだ清楚な花が沢山咲いています
池があったりせせらぎがあったり、湿地も高台や唐松林もあります。
木々の枝を渡る風の音と小鳥の声、時々散策する人の話し声が聞こえるだけの静かな森林です。
私は何でも「名前」を知りたくてしょうがない質なので、双眼鏡で鳥を探すだけじゃなく、木でも草でもじっくり眺めて「もっと知りたい」好奇心が止まりません
池に生えていたミツガシワ。水中に長く茎を延ばして花や葉だけ水面から出ています。
ずっと長い間実物を見たくて堪らなかったカタクリ。気がつけばあちこちに咲いていて感激しました
カタクリは想像していたより大きな花でした(うんと小さいかと思ってた)
そして想像していた通りに上品でひっそりと咲いていました
園内にはこんな小道もあって、木の根が面白い形に階段を作っています。
そんな林の下生えに、小さな花を付けた木に目を惹かれます。
ヒメアオキの質素な花。赤い実がなっているのもありました。
葉に特徴のあるエンレイソウ(花が終わっている) これも独特の葉のクルマバツクバネソウ
あちこちで様々な野鳥の声がするのですが、サッと飛んで行ったり姿をなかなか視野に捉える事が出来ません
たまたま近くの枝でさえずるウグイスを双眼鏡に捉える事が出来、あのホーホケキョの谷渡りの瞬間を見る事が出来ました(残念な事に写真は撮れませんでした)
世に言うウグイス色はメジロの色で、本当のウグイスは灰色がかった薄茶色の目立たない姿をしています。
小柄なのに大きく響く声が特徴ですが、たいして大きく嘴を開けてさえずった訳では無いのに驚きました
唯一写真に撮る事が出来た小鳥はノジコです(野路子)。スズメよりちょっとだけ小柄に見えました。 サービス良く、この枝でずっと良い声で囀り続けて楽しませてくれました
山の陽射しはとても強くて暑かったのに、お弁当を広げた日陰では風が肌寒い程でした
こういった散策を計画していたので、お昼にお店へ出向く余裕が無いのが判っていました。
お弁当を持って行ったのは大正解でした
朝は雲がかかっていた戸隠山もはっきりと姿を現してくれました。
森林植物園のHPに明記されているように、ここは「元々ツキノワグマが住んでいた場所に人がお邪魔している」地域です。
前もってHPを読んで行きましたので熊除け鈴を付けて行ったんですよ^^
駐車場に戻ってから食べた「蕎麦ソフトクリーム」。「蕎麦だ」って味は判りませんでしたけどクリームは美味しかったです
帰りは七曲りの急坂カーブじゃなく、浅川ループを通る道で帰りました。
こちらは定期バスなども通る道路ですが、それでもやっぱりかなりの坂道続きでした
家へは行きより少し長くて1時間15分くらいかかったかな
写真に収めた木や草花の名前を調べて探して、鳥の声を思い出してこれまた探して・・・。
結構しつこい性格です
先日行った安積野も(まだアップしていません、前後になってますがいずれ・・・)、戸隠も、七二会の家から片道1時間ちょっとで行かれる事が判りました
それぞれの違う季節を是非見てみたいと思っています
ここからだと日帰りで、数え切れない程沢山の魅力的な場所に気軽に行かれるので、ますます七二会にどっぷり浸かってしまいそうな私です
戸隠で見つけてカメラに収めて来た草花を紹介してみます続く